『祝福家庭』119号(2025年冬季号)が12月19日(金)に発刊されます!

◎今号の紹介
家庭教育通信
本郷の地を訪ねて
─2025韓国サマースクール─
2025年8月、第30回となる「韓国サマースクール」が開催され、119名の小学生(5、6年生)が参加しました。今号の「家庭教育通信」では、聖地巡礼や韓国文化体験など、「韓国サマースクール」の充実した6日間のようすをレポートします。天正宮博物館や旧本部教会での心情的な出会いから、DMZ(非武装地帯)での平和への祈りまで、子供たちが現地で肌で感じた貴重な体験と成長の記録をお伝えします。
◎編集こぼれ話
「とまれ」という言葉をご存じでしょうか。「ともあれ」と同じ意味の接続詞です。
今号の、筆者が担当する証しの中で、この「とまれ」を使っていたところ、校正の段階で複数の方からツッコミが入りました。
その内容は
・一瞬、意味が分からなかった。文脈から推測できたけど……。

・「どうしてここで、止まれ?」と困惑した。これ、合ってる?
などでした。
筆者は、一瞬「えっ」となりました。さすがに話し言葉では滅多に使わないものの、書き言葉では普通に通じると思い込んでいたからです。
しかしながら、通じなければ意味がないので、「ともあれ」に修正しました。
ただ、両者の違いが気になり、改めて調べてみました。
「とまれ」も「ともあれ」も、「兎も角」「兎角」を語源とし、文脈を切り替える際に用いられる言葉ですが、受ける印象や使用頻度の高い年代層には違いがあるとのこと。
その違いをまとめると、以下のとおりです。
なるほど!
「印象」の部分で、「とまれ」は「強い決断や、本題へ移る際の区切りを強調する響きがある」のに比べて、「ともあれ」は「話題を転換しつつも、前の事柄も否定しない柔らかさがある」とのこと。意味は大体同じでも、受ける印象は違うということを初めて知りました。
そして当該の文章は、「ともあれ」に近い意味で使っていましたから、結果的に変えてよかったということになります。
とまれ、高齢層が多く使い、若い世代ではあまり使われない傾向とのこと。還暦を過ぎた私にとって二世圏の読者の皆様は、子供、いや孫ほどの年齢差になりますから、気をつけたいと思った次第です。
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