最近、SNSで流れてくる、大学時代を共に過ごした姉妹たちの投稿を見ながら、
韓国に留学していた時のことを、よく思い出します。
同世代の子たちが集まっていたこともあり、楽しかった思い出ばかりですが、
その中で一つ、食事だけは大変だった記憶があります。
大学時代、ほとんどの学生は寄宿舎生活で、食事は学食で提供される形でした。
朝食と夕食に関しては、学食を申請すれば安い値段で食べることができたのですが、
それでも、できるだけ生活費を抑えたい学生にとっては大きな出費。
そのため、私は朝食のみ申請していたのですが、昼食と夕食は自分で食料を調達しないといけません。
しかし、スーパーで食材を買ったとしても、保管できるのは寄宿舎の冷蔵庫の小さな共同スペースだけです。
寄宿舎の調理室も予約制だったため、電子レンジで温められるものを食べることが多かったように思います。
汁物とご飯、おかずといった、ちゃんとした食事がしたい時には、友達と一緒に近くの食堂に食べに行きましたが、外食となると頻繁には行けません。
そこで本当にありがたかったのが、先輩たちが後輩におごる文化でした。
最近はどうか分かりませんが、韓国では年上の人がおごってくれることが多くあります。
先輩たちは「君たちが先輩になったら後輩たちにおごってあげてね」と言いながら、いろんなものをおごってくれました。
そうやって先輩たちから受けた愛を、今度は後輩がさらにその後輩にバトンしていくのです。
実際、先輩になってみて、おごるのは少し大変でしたが、「与えたい」という韓国ならではの心情文化を、身をもって感じた経験だったなと思います。
このような文化を信仰生活に当てはめて考えてみると、
私たちが天の父母様から、真の父母様から受けている愛を、もっと周りの人につなげていければいいなと感じます。
ただ、「神様からの愛を周りの人へ」と言っても、何からすればいいか分からないと思いますが、
家族の話をよく聞いてあげるなど、小さなアクションから始めるのでもいいのかなと思います。
光言社から発売されている『Blessed Diary』には、「New Gift Log」というページがあって、
ここには、いわゆる「恩送り」ができる内容を書き込むようになっています。
1.まずは、誰かからもらったプレゼント、してもらって嬉しかったことを書き込む
2.その相手にしてあげたいコト、プレゼントしたいモノを記入する
3.もしくは、他の誰かにしてあげたいコト、プレゼントしたいモノを記入する
このような形で、受け取ったモノやコトを、してもらった相手だけでなく
他の誰かにつなげていくことで、善意のサイクルが続いていくのです。
「与えて忘れる」という真の愛の実践をするのはなかなか難しいですが、
このように小さなことからであれば、愛の実践がしやすくなるのではと思います。
◆手帳が気になった方は、ぜひ下のリンクをチェックしてみてください!
5月、6月は、こどもの日、母の日、父の日など、家族の日が続きますが、
私自身もできるだけ、日ごろの感謝を伝えていきたいなと思います^^
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