光言社 編集者ブログ

印刷

  • U-ONE TV 制作者のブログ
  • いいね(69)

2021年10月28日

LGBT論を語る書籍に「ほぼ5勝共」が!?


 皆さんは、松浦大悟(まつうら だいご)氏をご存じでしょうか? このかたはゲイであることをカミングアウトした元国会議員の政治家であり、LGBT当事者でありながら、左傾化するLGBT運動に対して警鐘を鳴らしているかたでもあります。

 

 先月、松浦氏が執筆した、書籍『LGBTの不都合な真実 活動家の言葉を100%妄信するマスコミ報道は公共的か』が発刊され、その書籍の中に「ほぼ5勝共」と思われる動画について言及された箇所がありました。

 

以下が引用文です。

 

そこには興味深い論点が挙げられていました。彼ら(勝共連合側)は「LGBT問題」と「LGBTの人権運動問題」は違うものであるといいます。……性的少数者の人権を認めないということはない。異性愛者であっても同性愛者であっても一人の人間としての価値は同じである、と。(引用:松浦大悟・著『LGBTの不都合な真実』)

 

明記されてはいませんが、松浦氏は【ほぼ5勝共】の第79回「『LGBT問題』と『LGBTの人権運動問題』」をご覧になり、このように書かれたのだと思います。

 

(ちなみに動画はコチラです!)

 

ほぼ5分でわかる勝共理論 ニュースが理解できる、社会が見えてくる
79 LGBT問題「『LGBT問題』と『LGBT人権運動問題』」

※画像をタップすると動画が視聴できます

 

 続いて勝共連合の主張について、このようにつづっています。

 

それでは(LGBTの)何を問題視しているのかというとLGBTの人権運動についてだというのです。LGBT人口を水増ししてマスコミに流したり(印象操作の問題)、敬虔なクリスチャンの花屋が同性婚のブーケを作ることを断ったら裁判に訴えられて罰金を命じられたり(信教の自由の問題)、アメリカ教育省の公式文書の記載欄から「父」「母」が削除され「親1」「親2」に変更されたり(家族の軽視の問題)、おかしなことがたくさんある。だが反論すれば差別だといわれる。……私はこれを見て、彼らが何に疑問を持っているのか納得しました。そしてここには対話の可能性があると確信したのです。(引用:松浦大悟・著『LGBTの不都合な真実』)

 

「印象操作の問題」「信教の自由の問題」「家族の軽視の問題」は【ほぼ5勝共】第7985回で扱っており、おそらくこれらの動画を全て視聴してくださったのだと思います。

 

 ある意味で敵対するような立場にある勝共連合の論調を見聞きした上で、理解を示し、そして歩み寄ろうとする松浦氏の姿に、私は大変な感銘を受けました。

 

無論、松浦氏が主張している論調にすべて賛同するわけではありませんが、勝共連合の主張を的確に捉え、またその主張に理解を示す一連の姿は非常にスマートに見えます。

 

私も考えが違う相手を即・否定するのではなく、まずは相手の主張を的確に把握した上で、理解を示せるような人間になりたいと感じた出来事でした。

 

 以上、ほぼ5勝共の制作に携わっている身として、ちょっと嬉しくなったニュースでした。

 

ほぼ5勝共の動画も併せてご覧ください!

興味があるかたは松浦氏の書籍もぜひお調べください!

いいね(69)

戻る