光言社 編集者ブログ

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2021年04月08日

お父様と寅さん
16万日本女性修の思い出

 昨年4月に東京都板橋区から葛飾区に引っ越しました。

 葛飾と言えば柴又、柴又と言えば、ご存じ、日本の国民的映画「男はつらいよ」の舞台です。

 一見ちゃらんぽらんでありながら、義理人情に厚く、一本筋の通った「フーテンの寅さん」の生き様は、日本人の心の琴線に触れるものがありますね。

 

 ところで、「寅さん」と聞くとよみがえる、真のお父様との思い出があります。

 1993年、16万の「日本女性幹部特別修練会」で、韓国・済州国際研修院に行ったときのことです。

 修練会の期間中、お父様は、み言の合間に修練生に歌を歌わせたりして、和やかな時間をつくってくださいました。

 あるときお父様が、修練会の進行役を務めていた日本人男性に「歌を歌え」と言われました。するとその男性が、「男はつらいよ」のテーマ曲を歌い始めたのです。

 

 この歌は、「フーテンの寅さん」が、不安定な稼業で日本中を流れ歩く我が身を省みつつ、かわいい妹への思いをつづったものです。

 

 1番は、

「♪俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ

わかっちゃいるんだ 妹よ

いつかおまえの 喜ぶような

偉い兄貴に なりたくて

奮闘努力の 甲斐もなく

今日も涙の 今日も涙の

日が落ちる 日が落ちる」

 

 そして最後はこうなります。

「♪男というもの つらいもの

顔で笑って 顔で笑って

腹で泣く 腹で泣く」

 

 私は、「えっ、お父様の前で寅さん?」と、その意外なチョイスに驚き、お父様の反応に興味津々だったのですが、お父様は終始、楽しそうに聞いておられました。

 そして、なんと、最後の「腹で泣く」のところを一緒に歌われたのです。しかも、とても気持ち良さそうに、節を付けてうなりながら!

 私は、お父様がこの歌をご存じだったことがうれしく、また一緒に歌われたのもうれしくて、心がほっこりしたのを覚えています。

 

 お父様がその歌詞に共鳴されたのかどうかは分かりませんが、お父様には「メシヤはつらいよ」と言いたくなることが数限りなくあったに違いありません。お父様こそ、「顔で笑って腹で泣く」、正にそういう人生だったのだと思います。

 その修練会でのみ言はあまり覚えていないのですが(お父様ごめんなさい、御言集で勉強します^_^;)、この「お父様と〝寅さんの歌〟」の思い出は今も心に深く残っています。

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