光言社 編集者ブログ

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2026年08月21日

8月のツバメ

私の仕事はずっと映像制作です。
昔は重いカメラを担いで外を走り回っていましたが、私もすっかりシニア世代になりました。最近は外に撮影に行くことはすっかり減って、毎日部屋の中でパソコンのモニターと睨めっこしながら、編集作業ばかりしています。

今作っているのは、人生の大先輩たちが歩んできた記録の映像です。

映像を見ていると、みなさん本当に色んな苦労や、どん底のような時期があったんだなあと驚かされます。でも、そんな一番つらくて寒い冬みたいな時期に、必ず「人生を変えるような素晴らしい出会い」をしているんですよね。

大きな愛や導きに出会って、そこから人生がパッと明るく変わっていく。ヘッドホンからそんなお話を聞いていると、編集しながら思わず涙が出て、シワの増えた目頭が熱くなってしまいます。

そんな波乱万丈な先輩たちの人生を見ていると、ふと、田舎の実家の風景を思い出しました。



私の実家には、毎年軒先にツバメがやってきて子育てをしています。
よく「ツバメが巣を作ると縁起が良い、幸せになる」って言いますよね。あれって、天敵から身を守るために「人の出入りがあって安全な場所」をわざわざ選んでるからだそうです。ちゃんと「ここは優しい人が住んでるから巣を壊されないぞ」って見抜いてるんだとか。害虫も食べてくれるから、昔から家内安全の象徴って言われるのも納得です。

昔は「あ、今年もツバメが来たな」くらいにしか思ってなかったんですが、大人になってツバメのことを知って、本当にびっくりしました。

ツバメって、数千キロも飛んで移動するんですよ。
日本の厳しい冬を避けるために南国へ飛んでいって、また春になったら安全な場所と餌を求めて、海を越えて日本に戻ってくる。あんな小さな体で、本当に「命懸けの旅」ですよね。

8月も終わりに近づいて、今年生まれたツバメたちもそろそろ南へ行く準備を始める頃です。
空を見上げていると「どうしてあんな小さな鳥に、こんなすごいことができるんだろう」って不思議になります。きっと、この世界と命を創り出した大きな存在である神様が、最初からツバメをそのように作って、導いているとしか思えません。本当にすごいなあと思います。

実は今、私や周りの大切な仲間たちも、ちょっと厳しい冬のような試練の時を迎えています。冷たい風に吹かれて、思わず立ち止まりそうになることも正直あります。

でも、導かれながら飛ぶツバメみたいに、私たちにも目指す場所と、心の中にある「願い」があります。過去にとらわれないで、新しいものを求めて、みんなでまた再出発しようとしているところです。

映像ばかり作ってきた私に、今何ができるだろうって最近よく考えます。

その答えはやっぱり、今目の前にある映像を、一本一本しっかり作っていくことなのかなと思います。
先輩たちが命懸けで歩んできた、愛と希望の物語。それを映像にして、次の世代に残していく。それがシニアになった今の私にできる、精一杯のことなんだと強く思っています。

窓の外を見ると、秋に向けてツバメたちが飛んでいきます。
あの小さな鳥たちに負けないように、私も今日もマウスを握って、少しずつ映像をつないでいこうと思います。

追伸:
私が毎日パソコンの前で見ている、先輩たちの素晴らしい証し(人生の物語)の映像は、こちらから見ることができます。
私の下手な文章では感動が伝えきれないと思うので、もしよかったら、ぜひ一度見てみてください。
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■ U-ONE TV 「証し」

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