光言社 編集者ブログ

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2026年06月11日

50歳にして、挑戦し始めたこと

 皆さんは最近、何か挑戦していることがありますか?

 私は50歳にして、英語の勉強を始めました。大学の授業以来です。

 5月31日には、TOEIC(英語力を測るテスト)を受けてきました。

 勉強を始めたきっかけは2つ。韓国ドラマの影響と長女の言葉です。

 「面白いよ」と勧められ、一時期、はまって見ていた韓国ドラマが「ミセン-未生-」です。

 高卒で社会人経験がないながらも、上司や同僚との関係を通してりっぱに成長していく主人公チャン・グレを、自分の息子を見るようにして、時に涙しながら応援していました。

 そして、彼らが流暢(りゅうちょう)な英語で商談を進めている姿に、〝やっぱり英語をしゃべれると、かっこいいなあ〟と思ったのです。

 

 長女が昨年、英検を受験するかどうか迷っていたときのことです。

 私は気軽に、「大学受験に有利になるんだったら、受けたらいいんじゃない」と言いました。

 娘は、何かが気に障ったのでしょう。

 「パパは何にも分かってない! 勉強する身にもなってよ」「大学受験だって、昔と今は違うんだからね」と言い返しました。

 確かに、今の大学受験はシステムがとても複雑です。共通テストもとても難しいと聞きます。ちなみに私は、センター試験、二次試験とも、英語のリスニングはありませんでした。

 私は、娘が今、どんな世界で戦っているのかを自分でも体験し、少しでも共感できるようになれたらいいなあと思いました。

 1月末、TOEICを受けることを決めた私は、社内で英語が得意な二世の姉妹からお勧めの英語学習アプリを聞いて、購入し、通勤電車で毎日勉強するようになりました。

 そんなとき、ドラマを楽しみながら英語を勉強しようと思い、AIが、「ビジネス英語を学べる」と太鼓判を押す米国のドラマ「24-TWENTY FOUR-」を見ることにしました。

 結果、見事に引き込まれ、2か月ほどで8シーズン(1シーズン24話)を見終わりました。

 しかし残念なことに、「英語学習になった!」とは全く言えませんでした。ただ、ドラマにはまっただけだったのです。

 記憶に残った単語は1つ。

 主人公ジャック・バウエルが連発する「Dammit(ダミット)」(「ちくしょう!」「くそっ!」)だけでした。 

 そんな失敗もありながら、アプリでの勉強は、英文法の入門編からコツコツ始め、実践問題もある程度の数をこなして4か月がたち、いよいよ試験本番を迎えました。 

 前日から緊張し、試験会場では胃がきゅーっとなりました。久しぶりに味わう感覚です。 

 そして、リスニング試験がスタート。

 冒頭からつまずきました。焦り始めると、音声が耳に入ってこず、頭の中に「???」が並びました。

 さらに、リーディングは時間が足らず、100問中最後の15問は、問題を読まずにマークシートを塗る羽目に。

 血液型Bなので、Bのマークで〝統一〟しておきました。

 帰宅し、打ち砕かれてきた話を次女にすると、「きのうの英検で、分からない問題は全部2にしといた。おんなじだね」と笑っていました。

 私は、気持ちが通じたことに喜びつつ、「今度リベンジするからね」と、学習の継続を宣言しました。

 

 長女はこの春、大学受験で悔しい結果となりました。あと1年、志望校の合格を目指して勉強を続けます。

 きっと、胃がきゅーっとなることがたくさんあると思います。

 娘が置かれている状況や気持ちを全て理解することはできません。でも、少しでも寄り添えるようになりたいです。

 子供たちが夢や目標を見つけ、諦めずに進んでいけるように、そして、私自身も成長し続けられるように、ファイティングポーズを崩さずに進んでいこうと思います。

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