今、私は編集デスクにかじりついて、U-ONE TVの番組「自叙伝 天地人真の父母様との対話―大塚克己」を形にする真っ最中です。
これは、世界平和統一家庭連合の会長(第8代・10代)やUPF-Japan議長などを歴任された大塚克己さんが、真の父母様との深い対話を綴られた自叙伝の映像シリーズ。

モニター越しに言葉を拾い、映像を切り貼りする毎日。
そんな作業の合間に、ふと「あ、これって……」と心が動いた瞬間がありました。
今日は、編集室で見つけた「心のメモ」をそのまま共有させてください。
思い返せば、私はもともと世の中の仕組みなんて何も知らない、素朴な田舎育ちでした。
少年時代は、難しい本を読むよりも、野山を駆け回って風景をスケッチしたり、好きな音楽に浸ったり……。そんな静かな時間だけが、自分の居場所だったんです。
そんな私が導かれ、いつの間にか「映像」という手段を通してメッセージを伝える仕事に関わっています。
今振り返ると、それは神様が私を広い世界へ連れ出すための、温かい「訓練」だったのかなと感じています。
宗教、政治、歴史、思想……。
もし背中を強く押してもらわなければ、私は今も自分の小さな殻の中にいたはずです。
何も知らなかった私を、神様はあえて「広い世界」へと連れ出してくださったのです。
番組を編集していたとき、思わず手が止まった瞬間がありました。
大塚克己さんが語るエピソードの中にあった、真のお父様(文鮮明総裁)の姿です。
お父様は誰よりも神様を愛し、神様のどんな小さな動きにも関心を持たれている方でした。
特にお父様は、メンバー一人ひとりの「証し(体験談)」を聞かれるのが、本当に大好きだったそうです。
自分に働いてくださる神様は、すべての人にも同じように働いていらっしゃる。
だからこそ「あなたには、どのように神様が働かれたのか?」「どのように愛されたのか?」という物語を、長い時間をかけて、飽きることなく聞かれたといいます。
お父様が知りたかったのは、その人の知識や能力ではありませんでした。
その人の中にだけ息づく、世界に一つだけの「神様とのストーリー」。
一人ひとりの物語を宝物のように大切にされるまなざしの深さに触れて、私の心はじわっと温かな涙で満たされるようでした。
真のお母様(韓鶴子総裁)は、「神霊と真理に満ち溢れた教会」、そして私たちの家庭がその基地になることを願っておられます。
私は編集デスクの前で、その「二つの輪」をこんなふうに受け止めています。
理屈を超えたインスピレーションで天の切ない願いに触れる「神霊」と、進むべき方向を指し示してくれる確かな指針である「真理」。
この二つは、まさに車の両輪のようなものだと感じます。
どんなに「統一原理」を学んで頭で理解しても、知識が増えるほど、かえって「自分の考え」というフィルターが邪魔をして、本当の神様の願いが見えなくなることもあるかもしれません。
理屈をひょいっと超えた「神霊」に導かれてはじめて、真の父母様の価値や、天の父母様の真の愛に、まっすぐ心で触れられる。
映像を作りながら、そんな実感が湧いてくるのです。
番組の中で大塚さんが語った「能力者ではなく、愛の人格者になれ」という言葉が、今の私への一番のメッセージとして響いています。
大塚克己さん
誰かのために頑張るには、スキルを磨くことも必要です。
でも、その力を「自分のため」に誇るのか、「公のため」にそっと使うのか。
その小さな選択の積み重ねが、自分という人間を形作っていくのだと感じます。
この映像制作という日々が、実は私にとっては何よりの「自分磨き」になっています。
少しでも温かい人間になれたらいいな、なんて思いながら。
今日も一コマ一コマに「届け!」とエールを込めて、モニターに向かっています。
【U-ONE TVにて配信中】
『自叙伝 天地人真の父母様との対話 — 大塚克己』
大塚さんの語りが、皆様の家庭に神様の温かな光を届けてくれます。ぜひ、ご覧になってみてください。





