
年末に発表される「今年の漢字」。
昨年は、皆さん、どんな漢字を思い浮かべましたか?
私は、「水」でした。
〝ピュアウォーター〟にちなんで、と言いたいところですが、そうではありません。^^;
昨年起きたわが家の、「雨降って地固まる」出来事(まだ途中ですが……)を紹介します。
…… ☆ … ☆ ……
2024年11月、わが家は築37年の3階建て鉄筋コンクリートのマンション1階に引っ越しました。
ちょっと古いけれど、地震が発生しても安心だと思いました。
翌2025年5月2日のことです。この日は台風並みの豪雨でした。
それでもゴールデンウイークに入る前日だったので、心は軽く、〝少しゆっくりできるぞ!〟と、気持ちが緩んでいました。
帰宅して、部屋の中に入ると、「ポトン、ポトン」と水が落ちる音がしました。
「ずいぶん、きょうの雨はよく聞こえるなあ」
……。
やはり、何か変です。雨音が、部屋の中から聞こえる気がしました。
よく見ると、ふすまの真上に当たる天上から滴(しずく)が落ちていたのです!
ふすまの敷居付近が濡れていました。
やっと現実を直視でき、慌てました。
頭が回らず、「パニクる」とはこういうことだと実感しました。
夫に連絡してもつながらず、
〝どうしたらいいんだろう〟
〝どこに連絡したらいいのか……〟
賃貸契約書を出し、連絡先を探しましたが見つかりません。
パニック状態なので目に入ってこないのです。
こういうときは深呼吸するのがいいと、誰かが言っていたなあと思い、深呼吸を3回して、少し冷静さを取り戻すことができました。
ここは3階建てのマンションの1階なので、雨漏りは考えにくい。
であれば、2階で水をこぼしたとか、排水管に亀裂が入ってあふれたのでは……
そう思って2階のAさん宅を訪ねましたが、違いました。
Aさんは親身になって、一緒にマンションの保証会社の連絡先を探してくれました。
年末になって、やっと原因調査が行われることになりました。
業者によると、「毎年300件は同様の仕事が来ますよ。原因が分からないこともあるし、1週間後に分かるケースもあります。やってみるしかありません」というのです。
私は思わず、孝情奉献書に、「雨漏りの原因が分かりますように。早く元どおりになりますように」と書きました。
調査当日、原因ではないかと思われる場所に、業者が台風時の大雨並みの水を流し込む作業を始めました。
すると1時間後、部屋で水漏れが始まったのです。
業者の方は、「こんなに早く結果が出て良かったです」と言ってくれました。
それにしても、業者の方は素早くて、的確でした。
ゴーストバスターズならぬ、〝ウォーターバスターズ〟だと思いました。
今年に入って修復作業が始まり、一安心です。
…… ☆ … ☆ ……
昨年は水に悩まされましたが、良いこともありました。
近所づきあいが深まったのです。
もう一軒、わが家よりひどい雨漏りに悩まされている家庭もあり、顔を合わせれば、「どうなりました?」「大丈夫ですか?」「お茶を飲んでいきます?」と声をかけ合うことができています。
少しですが、地域化に向かっています。
水で清められて、新しく出発する2026年は、〝ちょっと違う〟と信じています。




