今年の10月14日は6000双祝福の43周年記念日です。
私も6000双で祝福にあずかった一人です。以前、このブログで、マッチングのときのドタバタを記しました。関心のある方はコチラをどうぞ。
マッチングをされる真のお父様(1982年10月、韓国・中央修練院)
そこでは書かなかったのですが、マッチングが決まった後、ささやかですが、真のお母様との出会いがありました。
お父様はそのとき、夜を徹して、弾丸のようにマッチングを決めていかれました。そしてお母様はその様子を、アボジロードの端っこに座って見守っておられました。
マッチングが決まったカップルは、お母様にご挨拶をしてから退出するという流れになっていましたので、私たち夫婦もお母様のみ前に行きました。そして、ふたりで並んで敬礼をお捧げして立ち上がると、お母様が優しい笑顔で言葉をかけてくださったのです。
韓国語でしたし、周りの喧騒に紛れて、残念ながら何と言われたのかは聞き取れませんでした。ただ、「良かったね、幸せにね」というお気持ちを、温かな波動として感じました。
43年の星霜を経た今、あの「幸せにね」の願いをどれだけ実現できたかなと、自問する日々です。あのときのお母様のみ言を、霊界に行ったら絶対に解明したいと思っています。
さて、10月は「解放と祝福の月」と言われます。「解放」と「祝福」、その他、日本に関連する喜ばしい記念日の主立ったものを挙げてみます。
・1955年10月4日 お父様が西大門刑務所から釈放(以南出監日)
・1950年10月14日 お父様が興南の収容所から解放(以北出監日)
・1959年10月2日 日本家庭連合創立
・1967年10月2日 日本語版『原理講論』発刊
・1970年10月21日 777双国際合同祝福結婚式
・1982年10月14日 6000双国際合同祝福結婚式
・1988年10月30日 6500双国際合同祝福結婚式
・2020年10月10日 天寶入籍式
特に6000双祝福式は「以北出監日」を記念して挙行されましたから、その意味で6000双家庭は、「祝福と解放の月」を誰よりも実感していると思います。
このように本来、喜びの月であるはずの10月ですが、一昨年(2023年)は日本家庭連合において苦難の月となりました。12日に宗教法人審議会が開かれて、翌13日、東京地裁に解散命令請求が出されたのです。以降、家庭連合への厳しいバッシングがさらに加速していきました。
そして、世界の統一家において、今年の10月は涙の月となりました。私たちの大切な真のお母様が、9月から10月にかけて苦難の路程を歩まれることとなったのです。
真のお父様は、ダンベリーに向かわれるとき、「私のために泣かずに、アメリカのために祈りなさい」(真のお母様の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』171ページ)と語って、「怨讐を愛する」姿勢を示されました。
そして真のお母様も9月22日、「私の心配はしないでください。私のために祈らないでください。皆さんと皆さんの家庭、私たち統一家、そして天の父母様(神様)のみ旨が成就されるように祈祷し、精誠を尽くしてくださるように願います」と語って、何よりもみ旨成就のために精誠を捧げることを願われました。
いかなる状況にあっても真の父母様の心は微動だにせず、鏡のように澄んで穏やかであることに驚かされます。
どうぞ、お母様のお体が守られますように。
そして来年の10月こそは、誇らしく、喜びに満ちた月となりますように。
晶