光言社 編集者ブログ

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2023年04月20日

映像制作は料理に似ている

 日を追って暖かくなり、お出かけ日和の季節になりましたね。

 外出時もスマホは必須アイテム。撮影にもスマホは便利で、ついいっぱい撮ってしまいます。

 子供の成長記録や楽しい旅行の思い出。あなたのスマホにも大切な記録が保存されていることでしょう。

 「その写真や映像を作品にして公開したいけど、映像制作ってなんだか大変そう」

 でもむずかしく考えなくていいですよ。映像制作は料理のように楽しいことなのです。

 今回は、映像制作を料理に例えてみます。


■料理の場合

 家に友達を呼んでホームパーティーを開くとしましょう。あなたならどんな料理でもてなしますか?

 まず献立や調理法(レシピ)を考えます。

 次に、必要な食材をリスト化し、スーパーに買い出しに行きます。行きつけの八百屋さんやお肉屋さんにも行きます。

 袋いっぱいの食材を持ち帰り、帰宅したら調理に取りかかります。



■映像制作はこうなる

 献立や調理法を考えることは、映像では「シナリオ作り」ってとこかな。

 食材の買い出しは、映像の場合「撮影」です。新鮮な映像を撮るために現地に足を運びます。

 ちなみに「食材」のことを「素材」と言ったりするように、撮影した映像も「素材」と言います。

 調理にあたるのは映像の「編集」です。調理が上手なら美味しい料理が出来上がるように、映像の編集がよければいい作品が出来上がります。

 音楽は調理における「味付け」の部分で、映像の中での音楽効果はすごく重要だと思っています。

 編集者は「シェフ」の役割で、料理を食べるのは「視聴者」です。

 料理の「おもてなし」が喜ばれるように、心のこもった映像は見る人に感動を与えます。

 素材(食材)をうまく活かして、素敵な作品を作れる編集者(シェフ)になりたいですね。



 ところで、春夏秋冬の四季それぞれに、旬の食材を使った料理は楽しいものです。

 同じように風景にも旬があり、四季折々に変化し、様々な表情を見せてくれます。



 さて、ホームパーティーでは食卓に並んだ料理に「ありがとう、美味しかった」の言葉が贈られました。

 一方、あなたの映像作品の上映が終わって、拍手喝采が聞こえます。

 料理も映像も「やっててよかった」と感じる瞬間です。

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