光言社 編集者ブログ

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2023年04月06日

本が苦手な私でしたが……

ここだけの話、私は本を読むのが苦手でした。
漫画は好きですが、いわゆる「活字の本」は高校生まで敬遠していました。
今でも、「1カ月に本を10冊読む」なんて聞くと、まったく別の生き物かと思ってしまいます。
出版社で働く者として恥ずかしい話ですが、今は本が好きなのでセーフとしましょう。
 
さて、私がどのくらい本が苦手だったかというと、1冊の小説を読み終えるのに、3カ月もかけるくらいです。

高校生の頃、いわゆるライトノベルを読む友達がいて、彼につられて面白そうなタイトルを読みはじめました。内容は楽しく、飽きなかったのですが、どんなに頑張っても1日20ページを読むのが限界でした。そうして読み終えたところ、3カ月も経っていたのです。
 

そんな私の読書人生に転機が訪れたのは、大学生の時でした。
色々な本に手を出すようになり、2週間ほどで1冊を読み終えられるようになったのです。

以前の私に比べたら大きな成長です。
本を読むのが楽しかったのを覚えています。
 
そこまで変われた理由の一つは、神学の勉強で読んでいた「論文集」ではないかと思います。
別に内容がどうというわけではなく、1編が単純に短かったのです。
1つが15ページぐらいで終わるので、頑張れば1日、2日で読み終えることができました。

つまり、「読み終えた」という実感を1日、2日で得られたのです。
「論文集」にはそんな論文が5、6編入っているので、一冊読むだけでその実感が5~6回得られたわけです。
 
その「読み終えた」実感を何度も得られたことが、私が本を好きになれた理由ではないかと思います。
 
ですので、本が苦手だと思っている人は、試しに短めの本を読んでみるのをお勧めします。
 
 
実は、光言社には、短くて読みやすい本がたくさんあります。
個人的に思い入れがあるのが、『愛天愛人愛国 100のメッセージ』です。
 

信仰生活に関わる100のみ言をまとめたもので、み言のポイントが分かりやすく、サクサクと読み進められます。

ぜひ一度、試し読みをしてみてください。
 
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