光言社 編集者ブログ

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2022年09月01日

霊界編① 先祖にあげた水が空っぽに!

 私は『世界家庭』の中で、「孝情天寶リポート」のページを担当しています。HJ天宙天寶修錬苑で修錬会に参加した皆さんの証しを編集しながら、日々、霊界の実在を感じさせていただいています。

 ここでは、私の身近で起きた霊的な出来事(体験)を紹介していこうと思います。

 今回は、今から、12年ほど前に実家(北関東)で起きた出来事です。

 母は毎朝、仏壇にコップ1杯の水をあげることが日課でした。

 先祖を敬うためと、先祖も喉が渇くだろうという理由からです。

 ある朝、いつものように仏壇に置いてあるコップの水を入れ替えようとしたら、水がないことに気づきました。空っぽでした。

 「コップが空っぽなんだけど、お父ちゃんが飲んだんだっぺ?」

 「そんな仏壇の水なんて飲むわけながっぺ。なに言ってんだ」

 母と父はそんな会話を交わして、この日は、〝気のせいだ〟で終わりました。

 ところが、翌日も翌々日も、それは続いたのです。

 その1週間後にまた同じ現象が起きたので、母から私に電話が入りました。

 「いくらなんでも、ねずみは飲まねえべ? お父ちゃんがねずみだろうって言うんだけど、コップの周りに水がこぼれているわけでもないんだど〜。不思議でしょうがねえ」と言うのです。

 私は「お母ちゃんが○○家に嫁いでからずーっと仏壇に水をあげ続けたから、先祖が〝ありがとう〟と伝えるために、一つの現象を見せたんじゃないのかな。先祖が、ずっとそばで見守っているよっていうことだよ。ねずみじゃないよ」と言いました。

 母は安心したらしく、霊界にも関心を寄せてくれました。

  

 同時に、私は何か変化が起きそうな気がしたのです。

  

 その後、水がなくなるという現象はピタッと止まったのですが、今度は父にガンが見付かったという知らせが入りました。

 手術後、家族で父のお見舞いに行くと、父はとても喜んでくれました。そして私が、「今まで必死に頑張ってきたから休暇をくれたんだね」と話すと、父は「おまえだけだ、そう言ってくれるのは。みんな、『酒を飲むからだ!』『無理するからだ』と責めるばかりだった」と言って涙ぐんでいました。このとき、やっと父と心が通い合った気がしました。

 

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