光言社 編集者ブログ

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2022年06月30日

インタビューは面白い

 講演や講義のお話を聞くのも好きですが、インタビュアーとしてお話を伺うのもなかなか楽しいものです。

 仕事柄、たくさんのかたを取材し、インタビューしてきました。
 「インタラクティブ」という言葉がありますが、まさにインタビューは対話であり、双方向型の情報収集です。

 終始ほぼ一方的にお話ししてくださるというケースもありますが、やはりインタビューという形式の場合、聞き手次第でお話の内容が思わぬ展開を見せたり、膨らんだり、立体的になったりと、普段の講演などではお聞きできないような内容を引き出すことができたりします。

 対談でもない限り、編集されたインタビュー記事や番組に聞き手の存在感はほとんど残されません。
 しかし聞き手、インタビュアーが何をどのように聞き、どんな質問をするのか、その切り口や投げかけ方、リードによって結果は大きく変わってくるものです。

 単に話のストーリーを聞き出すだけでなく、話し手の意図や熱意、喜怒哀楽といった情緒的な側面を引き出すことはインタビュアーの重要な役割です。特に映像番組の場合は重要です。

 映像というのは、バーバル(言語)な部分と同じくらいノンバーバル(非言語)な部分が大いに影響を与えるものだからです。
 沈黙している、一点をじっと見つめている、ちょっと興奮気味の様子、表情やしぐさ、声の強弱などからも視聴者はさまざまな情報をキャッチし、その内容を深く理解しようとします。

 小説においても描写と共に重要なのが会話の部分です。地の文や描写では伝えきれないニュアンスや場の雰囲気、登場人物の感情を、会話を通して表現できるからです。
 また、解説的な記事をQA形式や対話形式で表現することで、読者が理解しやすくなったり、感情移入しやすくなったりすることもあります。

 さて、光言社U-ONE TVの番組の一つに「ザ・インタビュー」というシリーズがあるのをご存じでしょうか。

 文字どおり、家庭連合活動をはじめ、広く統一運動で活躍していらっしゃるかたをインタビューする番組です。ここ数年休止していましたが、今年に入って番組が再開しました。ちなみにこのコラムの筆者が同番組のディレクターを担当しています。

 「ザ・インタビュー」は、家庭連合や統一運動の知っているようで知らなかったことを知っていただき、改めて統一運動のさまざまな分野の業績に触れていただくことができる番組です。

 単なる説明や解説の番組に終わらないようにするためのインタビュー形式です。
 話し手であるインタビュイー(取材を受ける人)はおのおのの分野のプロフェッショナルの皆さんです。その人柄やプロフィール、仕事に対する志、活動の舞台裏や背景、肝となるようなエピソードまで伝えられたらと考えています。

 「ザ・インタビュー」再開後、3月から6月にかけて、世界平和宗教連合会長の石丸志信氏、UPF-Japan事務総長の魚谷俊輔氏、国際勝共連合常任顧問の渡邊芳雄氏のインタビューをお届けしました。いずれも興味深いお話満載ですので、ぜひご視聴ください。

 次回の「ザ・インタビュー」は、一般財団法人国際ハイウェイ財団理事長の佐藤博文氏を予定しています。制作担当者は、事前の打ち合わせの段階でお聞きした、佐藤理事長のロマンあふれる国際ハイウェイ構想のお話にすっかり魅了されてしまいました。

 インタビュー収録はこれからですが、制作者本人もワクワクしながら撮影日を準備しています。公開は、7月下旬の予定です。

 「ザ・インタビュー」は、U-ONE TVでご覧いただけます。バックナンバーも含め、統一運動のプロフェッショナルの皆さんの貴重なお話をぜひご視聴ください。

 「ザ・インタビュー」の視聴はこちらから
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