光言社 編集者ブログ

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2022年03月10日

だれかのために祈ること

最近、テレビをつけると世界の悲しいニュースがたくさん流れてきます。

大学生の頃、私は韓国に留学していたのですが、
マレーシアやフィリピンなど、ほかの国にも行く機会がありました。

色んな国に行ったからか、海外がより身近に感じるようになり、
こういったニュースを聞くたびに悲しくなって、心がぎゅっとなります。


海外に出てみて一つ大きく感じたのは、どこに行っても教会があって祝福家庭がいるということが、
本当にありがたく幸せなことだなということです。

このことを一番感じたのは、私が大学を休学してマレーシアで一年間働いていた時のことでした。

現地に着いて最初の頃、私は、家もなくお金もなくといった状態で、

毎日を過ごすのに必死でした。

見知らぬ土地で、一般の企業で働きながらの生活。

大丈夫だと自分に言い聞かせながらも、内心ずっと緊張しながら過ごしていました。

現地の本部教会に初めて行った日、祈祷室で真の父母様のお写真に敬拝を捧げた時、
やっと緊張がほどけたのを覚えています。


とにかく何もなかった当時、お世話になったのは現地の食口のご婦人でした。

23週間ほど家に居候させてもらいながら、物件探しから生活に必要な物、

お金の工面まで、何から何まで助けてもらいました。

 

でも、振り返ってみて一番感謝だったのはお祈りでした。

そのご婦人は、私を家に招くなり「あなたの名前を書いて教えてね。名前を挙げながら基台のメンバーで
お祈りしてあげるからね」と言ってくださいました。

日本とは違い、治安もあまり良くはない海外生活。

最後まで何事もなく、無事に過ごすことができたのは、

陰で色んな人が祈ってくださった、その条件があったからこそだと思います。

今でもマレーシアの食口の方々、教会、関わってくれた二世の子たちには、とても感謝しています。


そんな私が、世界のために、特に今、ウクライナとロシアのためにできることは、

平和のために祈り続けることなのかなと思います。

大変な状況が続いていますが、一刻も早く良い方向に向かうように

これ以上、天の父母様が悲しむことが起きないように

世界の兄弟姉妹たちのために祈っていきたいと思います。

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