Q:信仰するほどの悩みがない。
A:数ある悩みの中にも、自分の力で解決できるものはあります。しかし、人間一人の力と比べてみると、悩みというのはあまりにも大きく、複雑で、多すぎる、というのが実状ではないでしょうか。
「信仰するほどの悩みがない」という人は、自分の力の及ばない問題については最初からあきらめてしまっているとは言えないでしょうか?
人間の幸せというものは、正にそのあきらめてしまった問題に大きく左右されることが多いのです。
もし、本当に自分の力が及ばない問題によって、自分の幸不幸が左右されるとしたら、あなたはどう対処していきますか? 予想外の出来事や思いもよらないアクシデントなどは、いつでも起こり得るのです。
そのような困難に直面したとき、それを見事に乗り越えていける叡智と力を与えてくれるのが真実の信仰なのです。