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2024年04月23日

5月号は、ここに注目!

このたび、日本家庭連合では、伝道教育局、家庭教育局、未来人材局(一部)が統合されて、新たに「教育局」として出発し、入山聖基局長が就任しました。

5月号では、緑家庭教会(南愛知エリア)で行われた「入山聖基教育局長就任記念礼拝」の説教の内容を掲載。

ここでは、その一部を紹介します。

■原罪の清算は〝救いの中の救い〟

 皆さんは、「あなたの宗教は何ですか?」と問われたら、何と答えますか? 相手の反応が怖くて、「無宗教です」と言ったりしますか?(笑い)そんなことはないですよね。……

 世の中にはたくさんの宗教があります。そして、それぞれの宗教の特徴は、何をもって人が救われると考えているかによると言えます。……

 では、家庭連合における救いとは何でしょうか?…… 

 人間始祖アダムとエバは、成長期間の途中で堕落しました。サタンと血縁関係を持ってしまったのです。それゆえ、人間は誰しも、原罪を持って生まれるようになりました。……  

 原罪は罪の根です。木が幹を伸ばし、枝を茂らせ、葉をつけるように、罪の根から、遺伝的罪、連帯罪、自犯罪と、世の中にあらゆる罪が広がっていきました。したがって、根である原罪を清算しない限り、他の罪を根本的に清算することはできません。 

 逆に考えると、原罪を清算できれば、あらゆる罪を清算できる道が開かれるようになるのです。これこそが、〝救いの中の救い〟だと思いませんか?……

 ここにも、祝福結婚式に参加した人が多くいると思います。皆さんには原罪がありますか?(「ないです」)それをどうやって証明しますか?

 私が伝道されて、最初に原理講義をしてくれた先輩が、こんなことを言いました。 

 「入山君。祝福結婚ってすごいんだよ。血統が転換されて、赤い血が青に変わるんだ」。(笑い)冗談みたいです。

 献血に行って確かめたらいいと言われたので、祝福後に行きましたが、やっぱり赤かったです。(笑い)その先輩も、当時はまだ、祝福を受けていませんでした。 

 それぐらい分かりやすく現象化すれば、原罪があるかどうか見分けられますが、そんな現象は起こりません。物質的な概念では絶対に理解できないのです。血統は目に見えないので、転換されたかどうかは、〝信じるしかない〟ということになります。……

 

■救いに対して確信し、感謝できているか

 皆さんは、救われた自覚がありますか? これは、とても重要なことです。 

 「私の宗教」を持っている人は、それによって救われたと信じています。 それは人間の根幹を成すものであり、決して他人が否定してはいけません。だからこそ、「信教の自由」として法的にも守られるのです。…… 

 生きていれば、さまざまな出来事に遭遇し、気持ちが上がったり下がったりします。しかし、救いに対する確信があれば、それが心の岩盤になるので、気持ちがどんなに下がっても岩盤より下に落ちません。救われたことに感謝し、恩返しをしたいという思いにあふれているからです。 

 また、救いに確信を持った人は、まだ救われていない人を救いたいと思います。これが伝道の動機になります。……

 私たちは単に、家庭連合の信仰を持っているというのではありません。宗教の目的に到達した立場に立っているのです。  

 私たちは、霊界、地上界で全宗教人が願っている救いに対して最終決着をつける立場に立っています。私たちは何が起きても、そこを揺るがされてはいけません。 

――――――

説教の全文は、本誌3241ページをごらんください!

*編集部から*

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