光言社 編集者ブログ

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2023年12月14日

最終ミッション(問わず語り)

 年を取れば取るほどに、どう生きるのかが問われると日々感じています。

 『世界家庭』202312月号に掲載された真のお母様のみ言が目に留まりました。
 タイトルは、「今は健康な穀物を収穫する時」。
 「祝福を自分だけのものにしてはならない」という最初の小見出しもドキッとさせられます。

 祝福を受けた者の一人としてどんな人生を生きてきたのか、どんな実りを収穫し、天にお返しするのか、そんなことを深刻に考える年齢になりました。

 祝福が永遠を懸けた歴史的な恩恵であることは分かっているつもりです。
 だからこそ、「祝福と責任」というみ言がずしりと重く感じます。

 家庭に対する責任ということは、いったん脇に置いておきます。あまりにも重いので…(ここは笑ってスルー)

 職場においてはどうでしょうか。
 どんな職場も、教会員、祝福家庭にとっては、単なる収入を得るための場所ではなく、「み旨の道」、すなわち「創造目的に従って働く場所(任地)」でもある、と考えるでしょう。

 私も常にそのように意識して歩んできました。
 「満点の合格」とは言わないまでも、3割の打率は残したいと、努力投入してきたつもりですが、実際のところ、自分は「健康な穀物」を収穫できているのだろうかと自問自答してしまいます。

 残りの期間を数えるような年齢になって思うことは、やはり職場での最も重要な任務は次世代(後継者)の育成だということです。
 今の自分は、少なくとも半分以上の時間は次世代のために使わなければならないと考えています。心情的には、ほぼ100%と言ってもいいでしょう。

 職場でも、わが子と同じ世代の青年たちと日々共に歩みながら、自らの責任を果たすことはもちろんですが、彼らの成長のために最大限のサポートをすることが最終にして最大のミッションだと感じています。

 日々体力が衰え、五官の機能が低下していく中、一日に何度も気力を奮い立たせて挑戦する毎日ですが、「わが子」たちの成長を喜びに、お父さんのまなざしを持って最終コーナーを走り抜きたいと思います。

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