『世界家庭』では、伝道教育局の石尾豪志局長によるエッセー「真の父母様との小さな出会い」を連載中です。
石尾局長は、2001年から2007年まで、全国祝福家庭総連合会総会長(当時)の補佐官を務めました。
エッセーでは、その期間に真の父母様とお会いして、直接見聞きした内容を証ししています。
ここでは、今号の内容を一部、ご紹介します。
真のお父様が、ある年の「神の日(現在の『天の父母様の日』、当時は陽暦1月1日)」、午前零時からの年始の行事で、年頭標語を書かれていたときのことです。場所は、韓国・清平の天城旺臨宮殿大聖殿でした。
私は、通訳室で参加していました。通訳室は大聖殿のステージの上にあり、そこから真の父母様のようすを直接見ることはできません。ステージの上から見下ろすように設置されたカメラで捉えた真の父母様のお姿を、モニター越しに拝見しながら、数人で通訳を担当していたのです。
その年の年頭標語は、とても長い一文でした。何メートルもある長い書道用紙が置かれ、真のお父様は、大きな筆で揮毫されました。
▲年頭標語を揮毫される真の父母様(2001年)
揮毫しながら、だんだんと用紙の余白部分が少なくなってきたときです。真のお父様の脇で、筆につける墨の皿を持っていた幹部が、「用紙が、少ししか残っていません」と申し上げました。お父様は筆を走らせながら、「そうか、それなら少し字を小さく書こう」との趣旨で答えられました。
そのときでした。真のお母様が、その幹部に、「お父様がなさりたいように、させてさしあげてください」と、敬語調でお願いされたのです。
私は驚きました。なぜなら、幹部であっても、真のお母様の立場から見れば、弟子です。ですから、敬語を使う必要はないはずです。にもかかわらず、お母様は敬語を使って、お父様が思いのままに、ふるまえるよう頼まれたのです。
このごようすを拝見しながら、私は、〝真のお母様は、「真のお父様がこの地上におられる間になさりたいことを、全部できるようにしてさしあげたい」という懇切な思いでいっぱいなのだ〟と感じました。
真の父母様は、強く、深く愛し合い、夫婦一体となっておられるのです。
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証しの全文は、86〜87ページに掲載しています。ぜひ、ごらんください!
*編集部から*
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