光言社 編集者ブログ

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2022年05月19日

わが家の天気は曇のち雨、そして晴れ

今年の春、次女が中学校に入学しました。 

入学式の数日前から、娘はそわそわして落ち着きませんでした。どんなクラスになるのか気になってしかたがなかったのです。

式の当日、学校の玄関にクラス名簿が張り出されました。それを見た瞬間、娘の顔はどんどん曇っていき、目は充血して、今にも涙があふれ出そうでした。

クラスに、小学校で仲の良かった友達がいなかったのです。 

娘が小学5年生のときのことです。クラスにはたくさんの友達がいて、毎日、とても楽しく過ごしていました。6年生でも、そのような日々が続くことを願いましたが、かないませんでした。3クラスしかないにもかかわらず、仲良しの友達が1人も一緒にならなかったのです。

娘は私に、「神様にお祈りしたのに……」と訴えました。ふだん、娘が自分から祈ることはないので、一生懸命、神様にお願いしていたということに驚きました。

しばらくして娘は、「友達が支援級にいるから、自分もそこに行きたい」と言い始めました。

私はすぐに小学校に電話しました。担任の先生に娘のようすを伝え、支援級のことを詳しく聞いたのです。心配した先生は、翌日に娘と個人面談をしてくれました。

娘は、先生の励ましを受けて何とか立ち直り、少しずつクラスになじんでいくことができました。

 

中学校は、2つの小学校から生徒が集うので5クラスになります。

私は、「この前みたいに神様を不信させてはいけない。とにかく、中学生活を明るくスタートさせてあげたい!」と思い、入学式までの数日間、娘のために祈りました。

 

入学式後、立て看板を挟んで、娘と私たち夫婦で写真を撮りましたが、娘に笑顔はありません。一緒に帰ろうとしましたが、私たちを置いて、一人でどんどん先に歩いて帰ってしまいました。

そして、私たちが家に着くと、ソファーに座ってぽろぽろと泣いていたのです。声をかけると、「ほっといて!」と言って、イヤホンを付けて音楽を聞き始めました。

娘は、「先生を信じていたのに……。1年間が終わった」と言いました。6年の担任の先生が、中学校に事情を伝えてくれるに違いないと思っていたようでした。

子供の涙を見るのは、本当につらいです。たとえ嫌がられたとしても、笑顔を見せてくれるまでは、あれこれと聞いたり、〝自虐ネタ〟を言って励まそうとしたりしてしまいます。とにかく、気になってしかたがないのです。

世界中に、悲しみの涙を流している人々がいます。その姿をごらんになりながら、親なる神様はどれだけ胸を痛めておられるでしょうか。

幸い、娘はクラスで友達ができたようです。部活は家庭部に入り、フェルトを手縫いして、好きなキャラクターのマスコットを作ったりしながら楽しく活動しています。

ニコニコと部活のようすを話してくれる姿に、私の心は癒やされます。

子供のことで一喜一憂するたびに、親なる神様のことを身近に感じられることが、天からの貴い恩恵なのだと思います。

 

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