光言社 編集者ブログ

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2020年06月11日

「あたりまえ」に感謝

 4月7日、7都府県に緊急事態宣言が出され、子供たち(2歳、3歳の男の子)が通う保育園も9日から原則、休園になりました。

 

 在宅ワークと家庭保育の両立法を考える間もなく、休園期間に突入。子供たちだけで30分くらい遊んでくれることもありますが、すぐに「だっこ」「おなか空いた」「噛まれた」「おもちゃ取られた」……。仕事になりません。

 そこで、家で子供を見ながら仕事をしているママたちのブログなどを読みました。

 朝に少し仕事をし、午前中は公園に連れ出し疲れさせ、昼寝に誘う。夕方はテレビなどを駆使しながら仕事。子供が寝たらまた少し仕事。このスタイルが多かったので、参考にしました。

 

 ゴールデンウイーク明けの開園を期待しましたが、結局5月いっぱい在宅保育となりました。夫がテレワークをする日は協力してもらえましたが、「ストレスで親子共におかしくなる」と思ったことが何度もありました。

 しかし考えてみると、一日中子供と一緒にいられる期間はあまり長くありません。長男は生後5か月で、次男は1歳になってすぐに保育園に預けました。「ずっと隣にいて成長を見守れるこの期間は貴い」、そう考えると、少しだけ、心に余裕ができました。

 

 長男はこの休園期間にひらがなの練習をして、大体の読み書きができるようになりました。同時期の長男と比べて言葉が少ないように思えた次男も、なんとなく、言葉らしきものを発するようになりました。休園期間にこの成長を目撃できたのは大きな喜びです。

 

 ただ、6月に通常保育が始まって、ほっとしたことは確かです(笑)毎日のように「いつ保育園行けるの?」と聞いていた長男も、保育園が再開して最初の2日は泣いていた次男も、とても楽しそうに通っています。私もストレスから解放され、みんなで保育園のありがたみを再確認しました。

 

 毎日、感染者や亡くなった方の数が発表され、今まで味わったことのない気持ちで過ごした日々でしたが、「あたりまえ」に感謝できた期間でもありました。

 まだ収束は程遠いとのことなので、気を引き締めて生活しようと思います。

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