光言社 編集者ブログ

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2016年03月24日

東欧諸国にみ言を伝えた若者たち

 真の父母様ご聖誕日と基元節3周年の行事で上演されたミュージカル「天一国の蝶の夢」は観衆に多くの感動を与えました。昨日、納品された『世界家庭』(2016年4月号)でも、東欧諸国で初期に伝道されたメンバーの1人であるユライ・ライダ・チェコ共和国UPF(天宙平和連合)事務総長(6000家庭・65歳)のインタビューや、矢野治佳・伝道教育局長の随感などの関連記事を掲載しています。 

 バックナンバーですが、祝福を受けてスロバキアにお嫁に行った6000双の先輩家庭のエッセー(2014年6月10日号)の中でも、1973年にチェコスロバキアで30人以上の信徒が検挙されたときのことが書かれています。その中で、獄死したマリア・ジブナさん(享年24)のことに詳しく触れていますが、本当に素晴らしい姉妹で心が打たれます。(下に一部抜粋) 

 1970年代、80年代に、共産思想がはびこる東欧諸国で命を賭してみ言を伝えた若者たちの思いは、「VISION2020」の実現に尽力する若者たちに脈々と受け継がれています。

神様の目から見てマリア姉は最も純粋で、彼女以外に犠牲の祭物となれる人はいなかったのだと思います。拘留される前に彼女と一緒に学んだ『大先生との質疑応答』というみ言の中に、『危機にある家庭を救援したいならば、自分自身を犠牲の祭壇にささげなければなりません』とありました。マリア姉はそのみ言を自分に与えられたものとして受け止め、命を犠牲としてささげたに違いないと感じるのです。 

              −共に獄中生活をしたベトゥカ・ダニスコヴァ姉の手記より

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