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2017年05月04日

「祝福家庭」84号(2017年春季号)読みどころ紹介⑦
徳野会長の講話「家庭連合時代における壮年の摂理的使命」

[1]信仰観の確立、摂理的主人公の意識をもつ

 第一の項目です。家庭連合時代を迎えた今、家庭を基盤として本格的に天一国理想を実現していく時です。

 個人救援の時代を経て、今は家庭救援の時代なので、そのような観念に立ち、私たちの信仰生活が変わっていかなければなりません。


 今までは天の摂理の推進に集中するあまり、ややもすると家庭を犠牲にするという傾向がありました。公的な天の摂理を重んじるあまり、どちらかといえば、私的なことと考えがちな家庭を犠牲にしてきたのです。


 また、壮年よりも婦人たちの信仰に焦点が当てられがちでした。それが間違っていたと考えるべきではないでしょう。摂理的勝利圏による時代的恩恵の違いを理解する必要があります。


 これからの時代は、個人ではなく、家庭を単位にした理想の実体とならなければなりません。本格的に神氏族メシヤを勝利しようとすれば、私たちの家庭が理想家庭に近づかなければならないのです。


 そのためには壮年の方々も、婦人たちに負けないように絶対的な信仰を確立していかなければなりません。そして、絶対的な愛の勝利者となっていただきたいと思います。


 天の父母様(神様)と真の父母様を絶対的に愛するとともに、絶対「性」、すなわち夫婦の貞操を守るということです。


 このような「絶対信仰、絶対愛、絶対服従」を中心とした信仰の確立が、摂理的な時代の要請として、壮年にも強く願われています。


 今まで壮年は「天使長の立場」と言われてきました。しかし、これからは「天使長的信仰観」を卒業し、「アダム的信仰観」をもたなければなりません。


 人間始祖の堕落の結果、男性(夫)はエバを通じて生み変えられて天使長の立場に立ってしまったので、本然の立場に戻るには、真の父母様の相対圏に立つ女性(妻)が先頭に立たなければならないというのが、復帰原理の基本的観点です。


 天一国創建に向けて完成期に近づいている今、男性はより本然の位置に戻ってくるのです。

『祝福家庭』84号(2017年春季号) 23~24ページより


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