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2017年04月17日

真の父母様の二世圏に対する願い

 

 青年期を迎えた二世圏は、中高生期以上に信仰や人生に対するさまざまな悩みを抱えるようになります。

 

 


 大学や専門学校、職場が忙しく、「教会に通いづらい」と言う人がいます。また、そもそも教会に通う意義が分からない人、「雰囲気が合わない」と感覚的に拒否反応を示す人もいるでしょう。人生についてこれまで以上に深く考えるようになれば、将来の職業や結婚に対して不安も生じます。「祝福を受けて家庭をもったとしても、本当に幸せになれるのだろうか」と疑問をもつこともあるでしょう。


 しかし、限られた環境にとどまって独りで悩みを抱えているだけでは、解決策を見いだすことは難しいと思います。


 教育環境を自ら主体的に求めて学んだり、事情や心情を共有できるコミュニティーに身を置いて、共に歩む兄弟姉妹と助け合ったりすることが大切です。それによって課題を克服し、人生を積極的に歩んでいくことができます。

真の父母様の二世圏に対する願い

 祝福二世は両親の信仰を土台として生まれ、教会の兄弟姉妹との交わりの中で守られて育ちます。それは、幼少期から教会につながっている信仰二世も同じでしょう。


 二世たちは、二世教育の〝流れ〟に乗って成長していきますが、いつか信仰の壁(課題)に直面します。それは、〝群れの信仰〟から〝自立した信仰〟へと成長することが願われるからです。


 天の父母様(神様)との出会いを求め、その願いを知る必要があります。そうして人生の目標を明確にし、自らの使命と責任を自覚してこそ、天から与えられた個性が輝き、周りを幸せにすることができるのです。


 真の父母様は、天一国の実体的な基盤造成のために昼夜の別なく歩んでおられます。そして天の前にみ旨を成し遂げるために、未来を創る二世圏に投入し、共に夢を成してほしいと願われているのです。


 その夢の主人となるために通過するのが、親子で歩む「7年路程」です。その中で信仰生活の基礎を身につけ、そのうえで、自らが生涯をかけて追究する専門分野を見つけます。そうして各分野で最高の基準を立て、74億の人類を天の父母様と真の父母様のもとに導くのです。

「祝福家庭」84号(2017年春季号)「成和青年のひろば」124-126ページより

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