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2019年04月18日

『ムーンワールド』2019年4月号 読みどころ紹介③
☆みんな神の子(神の子教育メソッド)
光の子園 副園長 村上小夜子
「『あなたは知っているよね』と良心に尋ねる」

 登園して朝の支度をしていると、女の子が「Kちゃんのロッカーにブロックが入ってる!」と、叫びました。Kちゃんに尋ねると、「Sちゃんが隠してって言ったから!」と答えました。「Sちゃんがやれって言ったら何でもするの?」と聞くと、「しない」と答えました。Sちゃんに聞いてみると、何も言わず黙っていましたが、持っていたコップ袋を振り回して、担任を叩こうとしました。

 そのコップ袋を取り上げると、今度は怒って暴れました。「嫌だ!」と叫びながら殴る、蹴るが続きました。驚いた女の子たちが止めに入りましたが、落ち着きませんでした。「水飲む? お水飲んだら落ち着くよ」などと声もかけてくれましたが、「嫌だ、嫌だ!」と叫びながら20分ほど暴れました。


 その後、「Sちゃん、もういいよ。自分でも分かってるんでしょ?」と担任が声をかけて抱きしめようとしました。すると、Sちゃんは泣きながら担任の胸に飛び込んできました。「誰でも間違えることはあるし、悪いこともするのよ。でも、そのあとが大事だよね。どうしたらいいか分かっているのよね」と言うと、「うん」とうなずきました。そして、しがみついて、思い切り泣きました。担任が、「お水、お願い」とTちゃんに頼むと、さっと持ってきてくれました。「Tちゃんもこうやって泣いたことがあったよね、Sちゃんの気持ちが分かるでしょ?」と言うと、「うん」と言って笑いました。「鼻水~」と言うと、今度はMちゃんがさっとティッシュを持ってきてくれました。その後、Sちゃんに笑顔が戻ると、「もうしないから」と自分から言いました。


 子供が悪いことをした時、大人はすぐに責めるような言葉を発しやすいのですが、そうすると、子供は心を閉ざしてしまいます。閉ざした良心の蓋を開けるのはとても難しいことを感じます。


 しかし、今回、担任は暴れることを責めず、思い切り出させて、「あなたは知っているよね」と良心に尋ねてくれました。子供は、自分を理解してくれた先生に心を開いてくれたのです。

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