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2019年02月22日

『ムーンワールド』2月号 読みどころ紹介②
◎「第37期韓国留学内定者親子研修会」
(2018,12,15)
開会式での竹内啓晃青年学生局長のメッセージ

第1期生たちに語られた真のお父様のみ言 

 皆さんは第37期生ですから、今から36年前のことになりますが、第1期生たちが日本を代表して最初に韓国に渡りました。真のお父様が、漢南国際研修院にそのメンバーを集められて最初に語られた内容を紹介したいと思います。

 真のお父様は、「皆さんはその根っこが天から、あるいは先生から来ており、根の本拠地は韓国だよ。皆さんは、この本拠地に来て、皆、幹となり、枝となり、葉となって、我々の世界に大きな木を形成していかなければなりません」と語られました。そして、「皆さんは、世界から選ばれた者たちであるということを忘れてはなりません。そういう意識をもって、新しい世界の真理で、新しい炎を燃やし、すべての万物の中でも最も愛することのできる花を咲かせる、そういう根っことして、みんなが韓国で生きていかなければならないよ。皆さんは、とても重要なことを習うために、韓国に来たんだよ」。


 その重要なこととは、真の父母様の伝統、言語、そして文化です。韓国の文化は、天国に最も近い文化だと言われますが、韓国の文化以上に大切なのは、真の父母様の文化です。すなわち、皆さんが祝福の子女として、真の父母様の血統に連結されている、ということです。ですから、この留学の期間は、自分は誰なのかということを学びとる素晴らしい期間となるでしょう。


 今紹介したみ言は、36年前に語られたものですが、真のお父様のみ言は普遍です。37期生として行く皆さんにもぴったりと当てはまる内容ですから、よく心に留めて行ってほしいと思います。今も真のお父様はこういう思いで見つめていらっしゃると思います。


韓国留学の意義

 韓国留学の意義を3点に要約すると、一番目は、韓国という聖なる地で天の父母様と真の父母様の心情の根に連結し、二世としてのアイデンティティーをしっかり確立する。二番目は、韓国語を習得して、韓国の伝統文化を身に着ける。真の父母様、韓国の伝統 文化を学ぶ。当然、韓国語ができるようになれば、勉強も訓読も韓国語でします。三番目は孝情を中心として、世界的リーダーを目指す、ということです。親孝行の心情を中心としながら、日本という国だけにとどまって、自分の人生を見つめる、これまでの小学校の視点ではなくて、日本、韓国を超えて、第三国、第四国を見つめて、世界的なリーダーになってほしいと願っておられる真の父母様です。日本を出てみると、世界の情勢にも関心がもてるようになります。一つでも多くの国を体験していったらいいですね。


 私も韓国に留学したときに真のお父様から、「最低4か国語が、できないといけないよ」と言われました。ということは四つの国に行けということですね。そして、「自分の生まれた国から、韓国という国を通過して、それから第三国に行くんだ。勝手にほかの国に最初に行ってはいけない。最初は韓国なんだ。そこで、自分が誰なのか、自分の根っこは何で、自分は何をするために生まれてきたのか、どう生きるべきなのか、こういうことをしっかり身に着けて世界に出て行きなさい」と教えられました。30年くらい前のことですが、今でも覚えています。世界的なリーダーを目指していってほしいと思います。



「孝情」の意味

 皆さんが韓国留学に行って、大切にしてもらいたい、学んでもらいたいのは、「孝情」という言葉です。真のお父様が聖和されて3年後に真のお母様が発表してくださった言葉です。「広辞苑」を探しても出ていない、真の父母様が作られた言葉です。真のお母様は、「孝情」の意味について、「天の父母様と真の父母様に親孝行したいという思い。これが孝情という言葉の、孝の意味です。そして情はその天の父母様と真の父母様と永遠の因縁を結ぶことです」とおっしゃいました。


 皆さんが、韓国で、「ああ、お母さんが隣にいてくれない、お父さんがいてくれない、寂しい」と思うかもしれないけど、実はそれ以上に皆さんを遠い日本から思っているのはお父さん、お母さんだということです。自分が寂しいと思ったら、お父さん、お母さんはもっと寂しくしているんだろうなと感じるような、そういう親孝行の息子、娘になってほしいと思います。これまで6000年以上、自分の子供を失って、子供に一度も振り向いてもらえなかった神様がいたということ、その神様の息子、娘になったのが真の父母様で、その真の父母様によって生まれたのが皆さんであるということです。


 「孝情」を学び、永遠に心情の因縁を結ぶために、韓国に行くんだという決意をしてほしいと思います。12歳には12歳の決意があると思います。知らないで行くのではなくて、そういうものを自分のものにするために海を渡っていくんだという決意をぜひもってもらいたいと思います。

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