シリーズ・「宗教」を読み解く 153
WCLCオンライン祈祷会開かれる

ナビゲーター:石丸 志信

 WCLC(世界キリスト教指導者会議)創立1周年特別祈祷会からひと月、2021年1月28日午前9時(米国・ニューヨーク時間、1月27日午後7時)より、WCLCオンライン祈祷会が開催された。

 ジェシー・エドワーズ牧師の開会の祈祷に続き、マイケル・ジェンキンスUPF(天宙平和連合)インターナショナル会長が「キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、…彼によって、わたしたち両方の者が一つの御霊の中にあって、父のみもとに近づくことができるからである」(エペソ人への手紙 第2章14~18節)という聖句を引用し、さらに韓鶴子総裁のWCLC創立1周年記念希望前進大会(2020年12月5日)のメッセージを紹介した。

▲トーマス・ウォルシュUPFインターナショナル議長

 基調講演では、トーマス・ウォルシュUPFインターナショナル議長がUPF創設の意義と今日の取り組み課題を紹介。加えて、友好団体であるWCLCが共通のビジョンもってどのように神の願う平和を推進していくかについて発題した。
 活動実践として、エキュメニカルな対話、キリスト教関連の他団体との協力、WCLCのウェビナー奉仕プログラムの開発などが重要であると述べた。

 この発題を受けて主要な参加者が感想やコメントを述べた。
 WCLC内には、青年キリスト教指導者で構成するYCLC(青年キリスト教聖職者協議会)が組織されており、ジョシュア・ホルムスYCLC事務局長もウォルシュ議長の示唆に富む発題に感謝の意を表した。

 最後に参加者一同で心合わせて祈祷をささげた。

注:エキュメニカル(エキュメニズム=キリスト教の教会一致促進運動)