2025.09.02 22:00
週刊ブレラ 22
助け合う時代
編集部
9月に入りました。
今年も残り4カ月、120日余りとなりました。
2025年の残りの3分の1をどのように過ごしたらいいのか。
今、注目したいのが「和睦」と「和平」という言葉です。
2025年8月に「新時代、新歴史の出発」が宣言され、「和睦と和平」がキーワードとして強調されているからです。
実際のところ、私たちは平和な社会、平和な世界を望んできましたが、残念ながら、現実はそのようになっていません。
言葉の定義を確認してみましょう。
デジタル大辞泉から引用します。
「平和」
(1)戦争や紛争がなく、世の中がおだやかな状態にあること。また、そのさま。「世界の平和を守る」
(2)心配やもめごとがなく、おだやかなこと。また、そのさま。「平和な暮らし」
「和平」
(1)人や国が争いをやめて仲直りし、平和になること。「和平の道をさぐる」「和平交渉」
(2)世の中や気候などが穏やかであること。また、そのさま。
「和睦」
(1)争いをやめて仲直りすること。和解。「和睦を結ぶ」「両国が和睦する」
(2)親しみ合って仲よくすること。
言葉の意味で考えてみると、順番は、「和睦」「和平」「平和」となりそうですね。
平和な状態がなされるためには、和睦(和解、和合)と和平という状況が実現されなければならないということです。
一方で、家庭時代は女性(が鍵を握る)時代であり、母子協助(母性の助け)を得ながら子女の責任を果たすという意味においては、氏族メシヤ時代もまた、女性時代であると見ることができます。
和睦、和平の主役は女性(あるいは母性)だといえるからです。
摂理的な視点については、ブレラ(Blessed Life)で毎週土曜日連載中の「ほぼ5分で読める統一運動」をぜひ参考にしていただければと思います。
世界宣教本部長に就任された杜昇沇(トゥ・スンヨン)本部長が就任あいさつの中で、何度も「私を助けてください」と言われたといいます。
これを聞いて筆者は、その真意は「助け合っていきましょう」「ために生きていきましょう」ということだと理解しました。
実際、杜世界本部長は、「助け合う」ことの大切さを強調しています。
和睦と和平は、相手のために生きようとする心、相手を助けたいという心から始まるのだと。
「自分だけ良い」というのでは平和は遠のいてしまいます。
誰かを良くするために、誰かを助けるために、まずその一歩を踏み出す。
これは簡単なようで案外難しいことです。
人助けの人生を生きる。
ここに和睦と和平の秘訣(ひけつ)がありそうです。
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