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父の日に寄せて 3

 6月15日の父の日を前に、『グラフ新天地』20056月号に掲載された特集記事を、編集部が再編集してお届けします。

 家庭は安らぎの場です。家族と過ごす時間は、心と体をリフレッシュしてくれます。愛する家族こそ、元気の源です。

 お母さんはお父さん以上に多くの時間、子供たちと接しています。特に、子供がまだ幼い時期は、お母さんからの影響を多く受けるようになっています。

 ですからお父さんは、そんなお母さんをいたわることが必要です。お父さんの愛がお母さんに伝わり、お母さんから子供たちに伝わるのです。

 家庭の原点は、夫婦愛です。夫婦愛に満たされた妻であれば、子供たちに「お父さんはこんなに立派な仕事をしているのよ」「遊ぶ時間は少なくても、あなたたちのことをいつも思っているのよ」と、お父さんを立ててくれるようになります。

悩み多き思春期こそお父さんの出番

 お父さんは子供たちと接する時間が少ないからといって、すべてを妻に任せてはいけません。子供の教育は、あくまでも夫婦が共同で行うものです。

 夫婦が愛でしっかりと結ばれていれば、妻は子供たちに対して、お父さんの偉大さを教えてくれるものです。

 子供たちと遊ぶ時は、大いにはしゃいでみましょう。普段、接する時間が少ない場合、休日にはたくさんの愛情を注ぐことが大切です。スキンシップなども忘れずに。

 そして、子供が思春期に入った時こそ、お父さんの出番です。悩み多き思春期に良きアドバイザーとなれるかが、お父さんとしての評価の分かれ目です。

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 次回は、「夫婦の愛情表現こそ最高の教育」をお届けします。