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週刊ブレラ 8
3年目の「78日」まで50

編集部

 今から3年前。202278日、安倍晋三元首相が銃撃されました。間違いなく、わが国における、戦後、最大級の大事件です。

 この事件がきっかけとなって家庭連合(旧統一教会)への常軌を逸したバッシングがメディアや反対勢力らによって行われ、さらに日本政府による家庭連合解散命令請求へとつながり、2025325日、東京地裁が解散を命じる決定を出すに至りました。

 その後の展開を見る限り、安倍元首相の暗殺事件と家庭連合への国家的な宗教弾圧が表裏一体のものとなっていることは誰の目にも明らかです。

 安倍元首相は偉大な政治家でした。
 評価の「賛否両論」はどんな人物にも付き物です。しかしそれを超えて余りある国内外の政治的功績を残した人物が安倍晋三という政治家でした。

 誤解を恐れずに言えば、安倍元首相が死去した後の日本政治は、パンドラの箱が開いたようなありさまではないでしょうか。

 立法であれ、行政であれ、司法であれ、国家権力による判断は、事の大小を問わず、国家の未来を決するものとなります。

 異常なほど公判前整理手続きが長期化している安倍元首相の暗殺事件。裁判の在り方も含め、「事件の真相究明」を求める声が絶えることはありません。

 家庭連合の解散命令に対しても同様です。文部科学省の対応も、地裁の決定内容も、解散ありきの国策裁判の様相を呈する、極めて強い違和感を覚えるものであると言わざるを得ません。

 今日(2025519日)から50日後の78日は、安倍元首相の暗殺から丸3年を迎える日です。

 「3年」は、物事の節目を表すことの意味でよく使われる年数の単位です。
 摂理が数理性とともに、あるいは段階的になされることを考えれば、3年目の78日という日は特別な意味を持つ「時」であることは間違いありません。

 パンドラの箱が開けられたことで世界に多くの災いが広がったわけですが、物語によれば、最後に箱の中に残されたものは「希望」だったといいます。

 しかしその希望がゼウス(神)によって残されたものであったとしても、忘れてならないことは、希望が実体化されるかどうかは人間の責任分担にかかっているということです。

 3年目の7・8の扉の向こうに、日本国家において「希望」の道筋が見いだされることを願います。


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