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制作の舞台裏から 12
「自叙伝 真の父母様のみ跡を慕って」
次世代に伝統を残すために

 小山田秀生先生が語る「自叙伝 真の父母様のみ跡を慕って」のシリーズ全28回が配信されたのは、20173月から20196月のことだ。

 インタビューの内容は、後に書籍化され、『自叙伝 真の父母様の御跡を慕って』(小山田秀生・著)として発行されている。
 日本の家庭連合(旧統一教会)を代表する大先輩の歴史的な自叙伝として評価が高い。

 動画コンテンツの撮影と編集を担当した筆者は、小山田先生に大変感謝している。
 なぜかというと、撮影の日、毎回完璧な原稿を準備してくださっていたので、撮影と編集がやりやすかったからだ。

 打ち合わせの時、「次回のテーマはこれについて話してください」とお願いすると、「はい、分かったよ」と言われ、撮影日には、ほぼ20分間で語れる内容が的確にまとめられていた。

 「小山田先生というおかたは、コンピュータのような記憶装置と情報をまとめる能力を持っていらっしゃるな」と驚いた。
 まさに真の父母様と統一運動の生き証人であることに間違いない。

 十数年前、小山田先生が真のお父様(文鮮明〈ムン・ソンミョン〉総裁)のみ言を録音するために、使いやすい録音機が欲しいと言われたので、機材を購入し使い方を説明したことがある。その時、小山田先生がぽつりとおっしゃったことが忘れられない。

 「私の使命は生涯、お父様のみ言を記録することなんだよ。お父様のみ言が私の全てなんだ」

 真のお父様が小山田先生に「おまえは何も持たない男だ。何もない男だから、先生について回ったことだけが、おまえの宝物だ」と語られたという。

 お父様について回るということは、なんと光栄なことだろうか。お父様とどれほど深い心情の因縁を結んでこられたのだろう。

 小山田先生はまた、「私は、ボストン、アラスカ、南米で真の父母様から直接訓練を受けた。海の上で私の人間性が変わったんだ」と語られている。
 雨の日も風の日も、揺れる船の上で釣りの訓練を受け、お父様と長い間一緒に過ごし、多くの苦労と試練を乗り越えられた。

 真のお母様からは、「あなたはお父様からたくさんのことを学んだでしょう。それを後輩たちに相続させなさい」と言われるほど信頼されている。

 小山田先生は、真の父母様から教えられた真の愛の精神・孝情の精神を次の世代に伝え、伝統として残すために語り続ける。

(K)

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 小山田先生の書籍はこちらから。
◆『真の父母様の御跡を慕って』(小山田秀生自叙伝)

◆『天運の風に乗って』(第4120か国米国聖職者世界ツアー巡礼記)