https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4140

スマホで立ち読み Vol.19
『真のお母様、感謝します』30

(光言社・刊『真のお母様、感謝します』より)

 スマホで立ち読み第19弾、『真のお母様、感謝します』を毎週木曜日(予定)にお届けします。
 真のお母様(韓鶴子総裁)との出会いの証しを集めた貴重な一冊です。

---

天の父母様(神様)の夢をご自身の夢として
李成萬(イ・ソンマン/6000双)

 真のお父様のご在世時、1997年から15年間、毎朝5時に訓読会が開かれました。1時間以内に終了したことはほとんどありません。それどころか、夕方になって終了したり、次の日まで継続されたりしたこともあります。
 お父様は、訓読会場に入場され、「私は起床して、先にこのみ言(ことば)を23回訓読してから出てきた」とおっしゃる日も少なくありませんでした。だとすれば、お父様は何時に起床されたのでしょうか? 少なく見積もって12時間前だとしても、午前34時には起床されたということです。

 では、真のお母様は何時に起床されたのでしょうか? 時々、このようなことを考え、気になっていました。お母様は訓読室に入室されるとき、いつも美しく化粧をしていらっしゃいます。ですから、お母様はお父様と同じ時間に起床されるか、むしろ先に起床されているだろうということは容易に知ることができます。お父様が聖和された後にも、お母様はお変わりになることがありません。近くで侍る誰よりも早く起床されて、祈祷、精誠を捧げられます。

 お母様にお仕えして、外国を巡回したときのことです。ある日、お母様のおそば近くで補佐をする姉妹に、きょうお母様は何時に起床されたのかと尋ねたことがあります。彼女の答えは、「明らかに2時頃に起床されました。その後、再びお休みになったかどうかは分かりませんが、私が4時に再び目が覚めたときには、既に起きていらっしゃいました」というものでした。

 お母様が侍墓(シミョ)3年精誠を捧げられていたときのことです。真夜中に私のスマートフォンのカカオトーク(無料通話・メッセンジャーアプリ)の通知音が鳴りました。その音で目が覚め、確認してみると、懇意にしている天正宮博物館の職員が写真を1枚撮ってリアルタイムで送ってきたのです。
 時間は午前1時か1時半です。満月でとても明るい夜でしたが、お母様が天正宮博物館の一松亭(イルソンヂョン)の下で黙想されている場面でした。私はその写真を見た瞬間、パッと飛び起きて、ひざまずかざるを得ませんでした。すぐに熱い涙が流れ落ちました。真の父母の子女であるはずの私が、足を伸ばしてぐっすりと眠りこけているのに、お母様は真夜中でも安息することがおできにならないのです。言葉は必要ありませんでした。どんな説教よりも強いメッセージでした。

▲本郷苑で祈祷を捧げられる真のお母様

 今、お母様ほど、重い心情の十字架を背負っている方はいないでしょう。全世界の摂理を陣頭指揮されるのに、どれほど多くのご苦労がおありでしょうか。必ずご在世時に天一国(てんいちこく)を安着させなければならないという途方もない重圧を感じていらっしゃるでしょう。
 しかし、お母様はいつお目にかかっても、常に希望に満ちていらっしゃいます。希望に満ちた一日、希望があふれる一カ月、希望の人生を歩まれます。歌の歌詞も、進取的で希望と夢が込められたものを好まれます。曲も軽快なものがお好きです。

 私は、お母様がそのように歩むことのできる秘訣(ひけつ)、背景は何だろうかと考えてみました。お母様は本当に74億の人類全体を息子・娘として胸に抱いていらっしゃいます。彼らすべてに一日も早くみ言が伝播され、天の父母様の愛の懐に抱かれることを待ちわびていらっしゃいます。

 私は、お母様は母性のリーダーシップにより、至難な極限状況の中でも、希望の綱をお放しになることができないのだろうと思います。火の中にいる子供を救うために、ためらいなくその中に飛び込むのが母親です。母親の愛は父親の愛より濃いのです。

 さらに、お母様は何よりも天の父母様の夢、天の父母様のもとの人類一家族という夢を、ご自身の夢として抱いていらっしゃいます。天一国安着という具体的で、ぶれのない夢とビジョンを持っていらっしゃいます。変わらない夢であり、諦めることのできない夢です。
 お母様はその夢とビジョンの真の主人になられました。そして、その夢の成就に関する盤石の信念と自信を持っていらっしゃいます。ですから、いつも希望に満ちあふれる生活が可能であられるのでしょう。

【お父様がお母様について語られたみ言】
 お母様を中心として皆さんが一体になっていかなければならない時が来ました。もう先生がいなくても、お母様が代わりにできる特権を許諾したというのです。お父様がいないときは、お母様のことを思わなければなりません。そのように理解して、先生の代わりにお母様に侍る心をもち、祈祷もそのようにするのです。
(『真の父母の絶対価値と氏族メシヤの道』116ページ)

---

 「スマホで立ち読み」での連載は、今回が最終回となります。ご愛読ありがとうございます。他の証しは、ぜひ書籍でご覧ください。


◆「一気に読んでしまいたい!」というあなたへ

『真のお母様、感謝します』を書籍でご覧になりたいかたは、コチラから

映像でご覧になりたいかたはコチラから

▲画像をタッチすると視聴できます