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新・熱き祈祷のすすめ 2

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。
 祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。

松本 雄司・著

(光言社・刊『新・熱き祈祷のすすめ』より)

第一章 祈り

1 祈りとは何か

 私たちが祈りに取り組み、勝利するためには、祈りの意義や価値など、祈りについての基本的な事柄をもう一度確認する必要があります。さらには、どのようにして祈りに取り組み、どのように闘って突破口を開いていくのかという具体的な指針が必要です。そういう観点から、いくつかの項目に分けて、これから一緒に学んでまいりましょう。

 祈りとは、一言でいえば「神様との対話」です。天地を創造された親なる神に対して、子である私たちが、神に通じようとして対話を求めていく行為をいいます。

2 祈ることの価値

 「祈りの勇者」ともいわれた、『祈りによる力』の著者、E・M・バウンズ牧師(1835-1913)の言葉を借りれば、祈りとは「人間のなし得る最高の業」と言うことができます。人間は動物にはできない、いろいろなことができるわけですが、無形なる天地創造の親なる神と直接、意思を交わし合い、心情を交わし合うことのできる特権と能力は、人間にのみ与えられたものです。そのように考えると、まさしくこのバウンズの言葉は、味わい深いものです。

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 次回は、「祈りの目的」をお届けします。


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