2026.07.20 22:00

スマホで立ち読み Vol.43
『子女と向き合うことは神様と向き合うこと』10
蝶野知徳/著
『子女と向き合うことは神様と向き合うこと』の一部を「立ち読み」でご覧いただけます! 毎週月曜日にお届けします。
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第一章 神様から出発する子育て
9. 父母の愛の姿勢
教育は常に、未来を信じ、見つめながら進めていくものです。しかし時には、子育てに難しさを感じ、自分が選択してきた行動を後悔して、思いが過去に戻ってしまうことがあるかもしれません。過去を振り返れば、どのような親にも、子女に対して本性的な心、真実の心で対することができたときばかりでなく、堕落性で対してしまったときもあるものです。
元来、子女には親を信じたい心があります。ですから過去を後悔するよりも、今の瞬間からでも心を立て直し、真心で接していくことが大切です。そうすれば、子女はその親の現在の接し方から親の真実を見ようとしますから、過去に堕落性で対されてきたことがあったとしても、次第にそれらを忘れていくようになるのです。
天の願う父母の心であるために重要なのは、み言(ことば)が示す価値を通して、いかに自分自身を原点に立ち返らせることができるかです。つまり、この子女は神様から授かった貴い子女であるという「感謝」の心で、自分の思いをいかに主管していくかということです。
過去の失敗を後悔する心が強いと、愛する力が出にくいものです。しかし、感謝の心が強いと、過去の過ちに対して後悔よりも悔い改めの心が強く出てきます。こうして内面が蕩減(とうげん)される条件が立ってくれば、愛が発露してくるのです。
神様にすべてを感謝することは、私たち人間が、神の子としての原点に帰っていくために必要なプロセスです。感謝は“私”を「純粋」にします。そうすると、良心作用も強くなるので、子女の気持ちも悟らされるようになるのです。
子女を愛することにおいて葛藤があったり、腹立たしく思ったりして、難しさを感じることがあっても「親としての最善の心」で接するには、どうすればいいのでしょうか。
まずは自分の思いの物差しを捨てることです。まず、そこに集中します。子女の姿を、成長過程における一つの段階、「今あるべき姿」として認めてしまい、現在起こっていることを丸ごと受け入れてみるのです。そうすれば、受け入れた分だけ、私の心が開き、愛する道も開かれていきます。
その上で、過去を後悔することに心を浪費せず、父母の愛を今、信じて待っている子女の心に焦点を合わせてみます。愛は過去に必要なのではなく、今この瞬間にこそ必要なのです。現実を丸ごと受け入れて、現在に焦点を合わせれば、そこから愛を出発させることができます。
子女の年齢は関係ありません。これらのことは、復帰途上にある私たちが、父母の愛を体恤(たいじゅつ)していくための原則になっていくでしょう。
《ここが大切!》
*感謝することで、悔い改めることができ、愛する力が湧いてくる
*自分の物差しで考えず、子女の姿を、成長段階の今あるべき姿として受け入れる
*過去を後悔するのではなく、今、父母を信じて待っている子女の心に焦点を合わせる
《分かち合おう》
今、子供はどのような父母の愛を信じ、待っているだろうか。
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スマホで立ち読み「子女と向き合うことは神様と向き合うこと」は今回が最終回です。ご愛読ありがとうございました。