私の心の中にいる神様 56
うつ病だった私が幸せになれた理由

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、自己中心的な思いに囚(とら)われていたことに気付き、本然の自分を取り戻していくことができます。
 そんな真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を軸に展開されている自己牧会プログラムの中で多くのかたが感じた体験をお届けします。

うつ病だった私が幸せになれた理由

(女性 30代)

 自己牧会プログラムを実践し始めて4年目になります。
 私は過去にうつ病になった経験があります。

 学生の頃に伝道され、特に思い悩むことはなかったのですが、28歳頃から、起きづらい、体がつらいと感じるようになってきました。会社も休みがちになり、その後、診療内科でうつ病と診断されました。

 それから1年、ほとんど実家で寝込んでいました。み旨を歩めない、働き盛りなのに両親に申し訳ない、結婚も無理かもしれないと感じ、非常につらかったです。不安で苦しく、消えてなくなりたい気持ちでいっぱいでした。

 その間、心療内科で処方された薬も服用しながら、静養していました。
 心配した父がある宗教に相談に行ったところ、「3年で良くなります」と言われたそうです。私はその話を聞き、「そうか、3年で良くなるのか」と半信半疑ながらも希望を持つことができました。

 その3年間、信仰の親が私の不安な思いをよく聞いてくれました。「無理せずに、できることからでいいんだよ」と、いつも寄り添って受け止めてくれていました。それが何より支えでした。

 家族も同様に接してくれました。私の実家は飲食店をやっていたので、体調が良い時は少しずつ手伝うようにしました。その後、外にアルバイトに行けるようになり、地元の教会に通えるようになりました。

 それもこれも、信仰の親や両親が、焦らず温かく見守ってくれたおかげです。結局は、これが回復への一番の近道だったのだと思います。

 そして、35歳で祝福を受けることができたのです。うつ病になってから7年目でした。振り返ると何か蕩減のような意味があったのだと思いました。

 心情の上り下がりが激しい私ですが、自己牧会プログラムに出会ってからは、その教えに従って生きることで、とても平安に、地上天国を感じながら生活できるようになりました。

 家庭を出発してからも、なかなか子供ができず、落ち込むこともありましたが、「神様の願いだから必ず成される」と自分に言い聞かせてきました。

 夫と見詰め合って妊娠を喜ぶ瞬間をイメージしたり、おなかの赤ちゃんが大きくなっていくのはどんな感じがするだろうとイメージしたり……、とにかく良いことを、たくさんたくさんイメージしました。

 すると、「きっと成される」と安心感が出てきて、「子供ができたら忙しくなるから、今は夫婦ふたりの時間を楽しもう」という思いで、平安に過ごすことができました。
 またその間、信仰の親や姉妹が基台を組んで条件を立ててくれました。

 そうしているうちに、ついに身ごもることができたのです。家庭を持ってから2年と7カ月目でした。

 今妊娠7カ月で、赤ちゃんに会うのを楽しみに過ごしています。
 神氏族メシヤ活動もこれからで、難しいことも多いですが、それに囚(とら)われるのではなく、「必ず成される」と信じて取り組みたいと思います。

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 次回(2月20日)は「パパ、グッジョブ!」をお届けします


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