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松本雄司氏の
夫婦愛を育てる16のポイント 9
4「私の愛」と「あなたの愛」②

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第15弾として、「夫婦愛を育てる16のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
 『愛の知恵袋』でおなじみの松本雄司氏が『祝福家庭』誌に連載していた「夫婦愛を育てるために」の書籍版です。男と女の違いから夫婦の愛・夫婦生活に至るまで、ポイントを分かりやすく解説し、まとめています。

松本 雄司・著

(光言社・刊『夫婦愛を育てる16のポイント』より)

愛情表現の行き違い
 皆さんも、家庭生活の中で、このお二人と同じようなことを、感じたことはありませんか?

 「自分では相手に愛情を伝えようと一生懸命に努力しているのに、なぜか、相手がそれを分かってくれない」と、もどかしく感じることです。

 実は、これは「相手に愛情を伝えようと努力しているが、自分の愛情表現が、相手が欲している愛情表現と異なるために、相手にはあまり愛情として感じてもらえない」という問題なのです。

 つまり、「私の愛」と「あなたの愛」の“悲劇的すれ違い現象”と言えます。

 人はみな性格が違うように、“何を愛情と感じるか”は、人によって全く違います。

 翌日、同セミナーで、以下のような愛情表現の行き違いの問題を取り扱い、夫婦で確認し合い話し合ってもらいました。その結果、このご夫婦も「非常に整理できました。目からうろこが落ちる思いでしたね」と喜んでくれました。

愛情表現の八つの方法
 夫婦間の愛情表現には、およそ八種類の方法があります。

①言葉で直接伝える
 「感謝している」「愛している」といった内容を、口で言うか、手紙で書くなど、具体的に言葉で愛情を伝える方法。

②贈り物によって伝える
 お土産を買って帰るとか、誕生日のプレゼントとか、贈り物をあげることで、好意を伝える方法。

③スキンシップで示す
 手をつなぐ、マッサージをする、肩を抱く、キスをする、そばに寄り添うなど、身体的な触れ合いで親密感を表す方法。

④具体的奉仕をする
 夫がごみ出しや炊事・洗濯を手伝ったり、妻が夫の身の回りの世話をしたりするなど、相手のために具体的に奉仕をすることで愛情を表す方法。

⑤自分の仕事に励む
 夫が仕事に励んでより高い収入をもたらすこと、あるいは、妻が家事・育児やパート勤務に励むこと自体が愛情であると考えること。

⑥性生活のサービス
 性生活において、しっかりサービスして、相手に満足を与えることによって、愛情を表現する方法。

⑦クオリティタイムをもつ
 趣味や信仰の活動を二人で一緒にする、あるいは、二人だけのロマンチックな語らいの時間をもつなど、“質の良い時間”(二人だけの親密で穏やかな時間)をもつことによって愛情を深めようとする方法。

⑧自由にさせてあげる
 相手に干渉せず、自由に好きなことをさせてあげることが、相手に対する愛情だと考えること。

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 次回は、「『私の愛』と『あなたの愛』③」をお届けします。