私の心の中にいる神様 38
街頭伝道で聞いた良心の声

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、自己中心的な思いに囚われていたことに気付き、本然の自分を取り戻していくことができます。
 そんな真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を軸に展開されている自己牧会プログラムの中で多くのかたが感じた体験をお届けします。

街頭伝道で聞いた良心の声

 街頭伝道での体験です。
 人に声を掛ける時、「怖そうだからやめよう」とか、「優しそうだからいけるかな」など、自分なりの思考や経験から人を判断していることに気が付きました。

 そこで「心の目で見る」ワークをし、「真の愛を中心として正しく見させてください」と唱えながら、神様、真の父母様の視点に近づこうと努力しました。

 そういう中、少し離れた所で歩んでいた婦人が、若い女性を止めて話を始めました。ところが間もなく、友達とおぼしき人がやってきて、「忙しいんで」と言いながら、その女性を連れていってしまったのです。しかも、「何、あれ」と笑いながら……。

 「こんなに頑張っている人を笑うなんて、どういう神経してるんだ」と怒りが湧いてきました。

 必死に「自覚を取り戻す」ワークをしながら、意識を「今、ここ」に置いていると、「あの人たちのために祈ったらいいよ」という良心からの声を感じました。

 それができるまでに少し時間がかかりましたが、何とか「あの人たちは、今は何も分からないけれども、いつか神様、真の父母様を知って幸福になれるように導いてください」という、「祝福の祈り」をすることができました。

 すると、真のお父様が迫害の中でも日本のために祈ってくださったこと、イエス様も自分を殺す人のためにとりなしの祈りをされたことが思い出されました。

 そして怒りもあるけれど、それ以上にその人たちのために祈ってあげたいという思いが強く湧いてきたのです。不思議でした。

 そのまま「祝福の祈り」を続け、その後に声を掛けた青年が関心を持ってくれて、受講が決定しました。

 結果が出たこともうれしかったのですが、私たちを笑う人、反対する人ために祈りたいと心から思える自分がうれしくて、そのように導いてくださった神様に感謝しました。

(男性 20代)

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 次回(10月17日)は、「全てを受け入れて良しとする」をお届けします


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