私の心の中にいる神様 37
天が呼んだら無条件に行く

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、自己中心的な思いに囚われていたことに気付き、本然の自分を取り戻していくことができます。
 そんな真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を軸に展開されている自己牧会プログラムの中で多くのかたが感じた体験をお届けします。

天が呼んだら無条件に行く

 青年のホームで共同生活をしています。
 ある日、朝の慌ただしい時間に、出掛けたはずの先輩(社会人)から電話がかかってきました。「定期券と財布を忘れたから持ってきてほしい」というものでした。

 一瞬、「うわあ、困ったな」と思いましたが、とにかく忘れ物を持って自転車を飛ばしました。

 途中、「朝のルーティンが乱されて嫌だな。いつもこういう役回りがオレだ。暇だと思われてるのかな……」など、いろいろとネガティブな思いが湧いてきました。

 そこで、自転車を走らせながら、「自覚を取り戻す」ワークをして、自分本位の思いを手放すように努めました。
 すると、「忘れ物を届けてあげると、二人で喜びを分かち合えるね」という良心の声を感じたのです。
 このとき私は、「先輩の最大のピンチを救ってあげたい」という思いが「本来の自分の思い」であることに気が付きました。

 駅に着いて忘れ物を渡すと、先輩は「神様が来てくれたようだ」と、とても喜んでくれました。

 この出来事を通して、「天が呼んだら無条件に行く」という真の愛の主人になりたいと、改めて思いました。

(男性 大学生)

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 次回(10月10日)は、「街頭伝道で聞いた良心の声」をお届けします


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