シリーズ・「宗教」を読み解く 117
21世紀の宗教の使命②
宗教の目的は「神様の理想世界を成し遂げること」

ナビゲーター:石丸 志信

 21世紀の宗教の使命について、統一運動の創始者、文鮮明総裁はどのような観点をもっているのか、文総裁の自叙伝『平和を愛する世界人として』(第七章)から見てみよう。

 科学が高度に発達した21世紀には宗教は必要なくなるという考えに対して、文総裁は、「人間の精神世界がなくならない限り、宗教の役割は決して終わらない」と言います。

講演する文鮮明総裁(2010年11月22日)

 宗教の目的は「神様の理想世界を成し遂げること」であり、「より多くの人を宗教の世界に伝道しようと努力する理由は、より多くの人を神様の民にするため」だとして、「神様は、この世界のすべての人が平和と和解、共生のために一生懸命働くことを願われます」と明言し、神のみ旨成就に寄与する宗教の使命を明確にされている。

 そして、次のように結論付ける。

 「宗教学者が教えるべきことは、自分の宗教の複雑な理論や優越性ではなく、人類を愛し、平和世界を成し遂げる知恵です。彼らが先頭に立ち、人類は兄弟姉妹であり、世界は一つの家族だという平和の原理を子孫に教えていかなければ、決して人類の幸福な未来を期待することはできません」

 「知恵の中の知恵は、神様の心情と理想を知ることです。ですから、科学技術が天に届くかのような二十一世紀にも、宗教の役割は依然として重要です」

 21世紀に入り既に20年近くを経た今日、もう一度、宗教の目的と使命について見つめ直す時ではないだろうか。

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