真理とは、「実体み言」である天地人真の父母様
第6回 神は、実体の「真の父」と「真の母」の姿で顕現

教理研究院

 今回は「〝真理〟とは何か」について真のお父様のみ言から考察してみます。独り子(文鮮明総裁)が語られるみ言と、独り娘(韓鶴子総裁)が語られるみ言は、いずれも神から出てきているみ言であり、矛盾はありません。しかしながら、〝矛盾しているのではないか〟と考える人もいることから、以下、この問題について論じてみることにします。
 なお、これらの内容を総合的に理解し把握するためには、「真の父母様宣布文サイト」の掲載文や映像をごらんください。
 注:真の父母様のみ言や『原理講論』『統一思想要綱』からの引用は「青い字」で表記しています。

※『世界家庭』(天一国7年天暦12月)2020年2月号より転載

三、神は、「天の父母様」である

(2)神は、実体の「真の父」と「真の母」の姿で顕現
 ところで、真のお父様は「平和メッセージ」で次のように語っておられます。
 「アダムとエバが……完成した上で、結婚して子女を生んで家庭を築いたならば、アダムとエバは外的で横的な実体の真の父母になり、神様は内的で縦的な実体の真の父母になったことでしょう。……神様は、真の愛を中心としてアダムとエバに臨在されることにより、人類の真の父母、実体の父母としておられ、アダムとエバが地上の生涯を終えて霊界に行けば、そこでもアダムとエバの形状で、彼らの体を使って真の父母の姿で顕現されるようになるのです」(『平和神經』54~55ページ)

 このように、人類の真の父母となった「アダムとエバが地上の生涯を終えて霊界に行けば」、神様は「そこ(霊界)でもアダムとエバの形状で、彼らの体を使って真の父母の姿で顕現される」と語っておられます。2003年の二度目の聖婚式(同年2月6日)以降、真のお父様は、神について「今、(霊界に)行ってみれば……文総裁夫婦の顔が現れて、きらびやかな光で見える」(『ファミリー』2003年5月号27ページ)と語っておられます。すなわち、神は、真のお父様のお姿を通してだけでなく、真のお母様のお姿をもっても現れるというのです。これが、二度目の聖婚式以降、真のお父様が語っておられるお母様の立場です。すなわち、神は実体を持たれた真の父母様、すなわち「真の父」と「真の母」のおふたりの姿をもって顕現されるのです。そして、おふたりこそが「真理の実体」であることを知らなければなりません。