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心のあり方 38
結婚は相手のためにする

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第11弾、『文鮮明先生の自叙伝に学ぶ~心のあり方』を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。
 なお、この記事に記載されている「自叙伝『平和を愛する世界人として』」のページ数は創芸社出版のものです。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『文鮮明先生の自叙伝に学ぶ~心のあり方』より)

第十章 幸福は、人のために生きる人生の中にあります

結婚は相手のためにする

 文鮮明先生は結婚の動機について語っておられます。

 「結婚は、私のためではなく相手のためにするものです。結婚するとき、立派な人やきれいな人ばかりを追い求めるのは間違った考えです」(自叙伝228ページ)

 「結婚は、ただ婚期が来た男女が出会って一緒に暮らすことではありません。結婚は犠牲の上に成り立ちます。男性は女性のために生き、女性は男性のために生きなければなりません。私の利己心がすべて消えるときまで、絶えず相手のために生きなければなりません」(自叙伝230ページ)

 誰もが幸福を願って結婚しますが、その動機が自分の幸福のためであれば不幸の道に迷い込み、動機が相手の幸福であれば、幸福の道を歩めるのです。結婚は、相手の幸福のためにするのです。

 幸福は人のために生きる人生の中にあります。

 ご主人さんは、「人のために」の「人」と言う言葉を、「妻」と置き換えてみましょう。「幸福は妻のために生きる人生の中にあります」となります。

 奥さんは、「人のために」を「夫のために」に置き換えてみましょう。「幸福は夫のために生きる人生にあります」となります。

 姑(しゅうとめ)さんは、「人のために」を「嫁のために」に置き換えてみましょう。幸福は嫁のために生きる人生にあります。

 お嫁さんは、「人のために」を「姑のために」に置き換えてみましょう。幸福は姑のために生きる人生にあります。

 「私のために」を「人のために」と置き換えたとき、幸福の門が開かれるのです。

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 次回は、「愛の反対は無関心です」をお届けします。


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