シリーズ・「宗教」を読み解く 59
IAPD世界総会セッション

ナビゲーター:石丸 志信

 世界平和頂上連合(ISCP=International Summit Council for Peace)の出帆式が行われた2月8日、午後は分科会「平和と開発のための宗教者協議会(IAPD)」の世界総会セッションが開かれた。

▲「平和と開発のための宗教者協議会(IAPD)」世界総会セッション(2月8日、韓国・ソウル)

 タージ・マハッドUPF(天宙平和連合)インターナショナル副議長の司会で、10人の宗教指導者が登壇、各宗教伝統に基づく平和の取り組みについて簡潔にスピーチした。

 コロンビアの宗教自由同盟副会長チャールズ・シュルツ牧師は、「人間は単なる物質ではなく霊と心と肉体を持つ立体的存在としてその尊厳を尊び、共通の価値観をもって世界平和をつくる努力をしていかなければならない」と述べた。

 インドネシアのムスリム知識人協会事務総長のモハンマド・ハフシャ師は、「インドネシアは多様性の中の調和を歴史に学んだ。神の信仰に基づき、社会的正義の原則と人間の尊厳と平等の価値尊重の原則を守り、継続的対話と寛大さによって平和を維持することが大切である」と語った。

 最後に、李顕榮IAPD韓国およびアジア会長は、「韓半島の状況はこの一世紀に絶望から希望へと変わろうとしている。問題のある所に神は注目している。ここで、皆さまと一緒に平和のために祈ろう」と呼び掛け、参加者一同がキャンドルライトを灯して祈った。