2026.07.24 17:00

青少年事情と教育を考える 322
子供のいる世帯は2割以下
ナビゲーター:中田 孝誠
子供(18歳未満の子)のいる世帯は917万4千世帯で、全体(5505万8千世帯)の16.7%にとどまることが、厚生労働省の調査で分かりました(『2025年国民生活基礎調査の概況』)。
また、子供がいる世帯のうち半数(50.1%)が子供1人、約4割(38.3%)が2人です。世帯あたりの平均子供数は1.63人でした。

今から40年前の1986年(昭和61年)、子供がいる世帯は、全体の46.2%、ほぼ半数に子供が1人はいました。その後は低下が続き、2019年(令和元年)には21.7%まで低下しています。
また、結婚した夫婦の家庭では、平均2人の子供が生まれていました(夫婦の完結出生児数と言います)。しかし2021年には、1.90人まで低下しています。
このように低下傾向が続いている理由は経済問題などさまざまありますが、大きな要因として、晩婚化、晩出産の進行があります。2025年の平均初婚年齢は夫31.0歳、妻29.7歳、そして妻の第一子出生時の平均年齢は31.0歳です。いずれも年々高まる傾向にあります。そうなると2人目の子供を望んでも年齢的に難しくなるわけです。
この他、3世代世帯は1986年には15.3%でしたが、2025年には3.1%まで低下しました。
いわゆる「両親と子供2人」という標準的な家庭は少なくなってきましたが、少子化の進行とともに「子供1人」の家庭、そして3世代家庭も減ってきているわけです。