2026.06.01 17:00

週刊ぶれら 59
良心の叫びを上げられる日本社会に
編集部
かつて日本において、一つの宗教が徹底的に弾圧され、時の政権によって文字どおり根絶やしにされました。
そうです。徳川幕府によるキリシタン弾圧のことです。
聖職者や宣教師たちは海外に追放され、キリシタンたちの大殉教が起こりました。そして日本国内にキリシタンが一人も存在すことができないよう制度がつくられていったのです。日本人の脳裏には、キリスト教は邪教であるという観念が植え付けられました。(参照:U-ONE TV「ユダヤ・キリスト教講座 第10回」)
この歴史的な出来事は今から400年前、わが国の近世時代に起こりました。
幕府によるキリシタン迫害の背景を当時の国際情勢や外交問題に結び付けることもできますが、ここに日本社会の根底に流れる、国家(権力)と宗教の関係における極めて難しい課題を垣間見ることができます。

400年前の世界史的大事件が、令和の日本社会に再び起きています。それが安倍元首相の暗殺事件をきっかけに動き出した家庭連合への解散命令の動きです。
民主主義社会の中立性は溶解し、民主主義国家の国民が信じていた公正・公平の意義が分からなくなっています。行政において、立法において、司法において、そして何より世論形成の中心にあるマスメディアにおいてです。
特定のイデオロギー(思想)の暴走によって、日本の民主主義という総意(コンセンサス)は、制御不能となってしまっているのではないでしょうか。
しかし少なからぬ善良なる市民や有識者は日本社会の暴走に気付き始めています。
例えば、その中の代表的な一人が、文芸評論家の小川榮太郎氏であるといえます。
小川氏は、自身のYouTubeチャンネルで「旧統一教会への解散命令は明らかに司法の自殺だ」というタイトルで「特設番組」を発信し始めています。
番組1回目の配信で氏はこのような印象的な言葉を述べています。
「…深い悲しみを覚えています。こんなことをみんなで許していくような社会を、われわれは一体いつまで許容しているんですか。なんでここまで良心の叫びというものを素直に上げられない社会なんですか。事柄の中身をしっかり自分で確かめ、その上で声を上げるという、当たり前の人間が当たり前にやるべきことを、なんでこの社会はこんなに誰もやらないで、右を見て左を見て、これを右顧左眄(うこさべん)といいますが、そして世論や風潮を見て、こんな汚らわしい人間ばっかりの社会になっていると私は思っている。深い深い日本人に対する悲しみと絶望を抱きながら生きている」
小川榮太郎の平和研チャンネル
【特設番組 旧統一教会への解散命令は明らかに司法の自殺だ】①過去に統一教会「否定」発言した最高裁判事が審理に?!これは明らかに公正さを欠く!

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