2026.04.29 22:00

スマホで立ち読み Vol.42
『統一思想へのいざない(原相論編)』2
木南章良(統一思想研究院首席研究員)著
『統一思想へのいざない(原相論編)』の一部を「立ち読み」でご覧いただけます! 毎週水曜日にお届けします。
---
推薦の辞
西洋と東洋の思想を包摂する「統一思想」の原相論
統一思想研究院院長
大塚克己
文鮮明(ムン・ソンミョン)師が解明された「統一原理」は、師の信仰的研鑽の中から解明されたものです。師の深いキリスト教への理解を土台とした統一原理は、キリスト教の歴史に革命的変化をもたらすものです。しかし、統一原理の持つ思想的価値は、キリスト教の範疇をはるかに超えるものでもあります。その内容を思想的にまとめ、拡大したものが「統一思想」であるといえます。この統一思想の誕生には、今まで閉じられていた歴史の扉を開き、方向を見失っている人類史に新しい地平を拓(ひら)く大きな価値があります。
それは、イエスの言葉や聖書の教えが、ヨーロッパの文化と思想、さらには西洋文明が形成されて文明的飛翔をするきっかけとなったことと同様です。一例を挙げれば、「神は自分のかたちに人を創造された」という聖書の創世記の一節がありますが、これは、人間はみな、貧富の格差や人種の違いを超えるものであるという意味を持っています。すなわち、「人間はすべて神の如き価値を持つ存在である」ということを示しているのです。ここから、男女差や年齢差を超えて、すべての人間は同等の価値を持つ存在であることが保証されます。その延長上に、民主主義における貧富の差を超えた「一票の平等」という価値観も出てくるのです。ここに、人種や文化を超えた人間の普遍的平等性、そして自由の重要性といった価値観の根源を見ることができます。
そのように考えると、統一原理の提示する理念的内容が理性的、論理的、そして効果的に拡張されれば、大きな思想的、文化的変化をもたらすものとなるでしょう。したがって、多くの思想家や学者の方々の研究が期待されます。特に統一思想における究極的存在に関する内容、すなわち原相論は極めて貴重であり、西洋思想のみならず東洋思想をも包摂する豊かな可能性を持っています。
このたび、統一思想研究院の木南章良氏が、その原相論に関して、分かりやすくまとめた書籍を刊行いたしました。この書籍を通して、統一思想により深い関心を持ち、学んでくださればと思います。この書籍をまとめるに当たっての木南氏のご苦労に敬意を表します。
---
次回は、「まえがき」をお届けします。お楽しみに!