2026.03.16 17:00

アングル~情報戦に勝て。177
沈黙は宗教弾圧の連鎖を招く
ルワンダでは過去2年間で8千以上の教会が閉鎖され、ナイジェリアではキリスト教徒が標的となり殺害されているという。
イランでは長い間、聖書が禁じられている。
イタリアの宗教社会学者マッシモ・イントロヴィニエ氏は、2024年8月21日付のオンライン宗教専門誌「ビター・ウィンター」の論説の中で、「ルワンダとケニアは、日本における旧統一教会やその他の少数宗教への弾圧、そしてフランスの反カルト法制を、自国の政策の手本として称賛してきた」と明かす。
今回紹介するのは、世界日報(2026年3月16日付)掲載の「沈黙は宗教弾圧の連鎖招く 旧統一教会の解散命令を批判 元駐ルクセンブルク米大使 ランディー・エバンス氏【ワシントン・タイムズ】」の見出し記事。
元駐ルクセンブルク米大使、ランディー・エバンス氏のワシントン・タイムズへの寄稿が世界日報でも紹介された。
ランディー・エバンス氏は、ドイツの神学者マルティン・ニーメラーの詩の一節「最初に彼ら(ナチス)は社会主義者を襲ったが、私は声を上げなかった――私は社会主義者ではなかったからだ」を引用しながら、こう指摘する。
「日本で恐ろしいのは、ドイツの神学者マルティン・ニーメラーの詩を思い起こさせるように、誰も声を上げていないという点である(ニーメラー自身、ナチス政権による教会統制に反対して投獄された人物だ)」
ランディー・エバンス氏は、続けてこう警告する。
「米国の役割、とりわけ宗教指導者や教会の役割は明白である。われわれは、誰も声を上げないときこそ、宗教の自由と信教の権利を守るために立ち上がらなければならない。他者が権利を奪われているときに沈黙すれば、標的を一つずつ増やしていく力を政府に与えるだけである」
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(則)