【B-Life『祝福家庭』コーナー】
『祝福家庭』106号(2022年秋季号
「神様と共に育む祝福家庭の子育て相談」

教育局家庭教育部部長 蝶野知徳

【Q】妻が妊娠しました。つわりのせいもあって、イライラすることが多くなり、家事を手伝っても不満そうです。どうしたら、うまくやっていけるでしょうか。

【A】本性相と本形状、本陽性と本陰性が一つになった神様が、この被造世界を創造されたように、私たちが子女を生む際も、陽性の実体である男性と、陰性の実体である女性、つまり夫婦が一つになることが肝要です。
 妊娠の期間は、妊婦である妻だけが苦労しながら出産の日を迎えるのではなく、夫婦が共に精誠を尽くす期間と考えて、お互いに愛情を育んでいきましょう。
 妻の心身の負担は妻自身にしか分かりません。家事などがおろそかになる日があっても、その大変さが実感として夫に伝わっていないこともあります。
 妻が「こんなにつらいのに、どうして代わりにしてくれないの?」「見れば分かるでしょ!」「悟ってよ!」などと、夫に対して不満を持ちイライラしてしまうのはよくありません。たとえ口にしなかったとしても、妻の表情や雰囲気で、その気持ちは夫に伝わってしまうでしょう。
 そうなると、「こっちも仕事で疲れてるんだ」という気持ちが先立ち、「助けてあげたい」という思いが失せてしまうかもしれません。そして、受動的に嫌々手伝うようになれば、逆に妻もいら立ちがつのるでしょう。
 これでは、外的には助け合っているように見えても、心がバラバラなので、「一つ」になっている実感は生まれません。
 要求してしまう原因は、相手が自分の「立場」や「気持ち」を分かってくれないという「不満」があるからでしょう。ですから、お互いの立場を理解しながら「歩み寄る」姿勢が大切です。それがふたりの心を近づけます。
 夫は、新しい命をおなかに宿しながら頑張る妻に感謝し、いたわってあげることです。妻は、夫の家事や手助けが不十分であったとしても、精いっぱいしていると捉え、感謝しましょう。「ありがとう」という言葉をすなおに伝えることも大切です。夫も力が出ると思います。
 お互いに相手を思い、感謝を伝え、本性を刺激し合うほうが、きっとうまくいきます。
 胎児には、お母さんの感じていることが、そのまま伝わります。胎教の観点からも、夫婦が良い関係を築くことは重要になります。
 夫婦で新しい命を育んでいく、素晴らしい期間にしましょう。

【ここがポイント】
 夫婦がお互いに、いたわりと感謝の気持ちを伝えれば、困難なことも、必ず乗り越えることができます。ふたりの心が近くなって、一つになっていくからです。妊娠の期間を、夫婦の愛を育む素晴らしい期間として創り上げましょう。

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 このような内容が盛りだくさんの『祝福家庭』を、是非一度手にとってみてください。

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