2026.02.07 17:00

【B-Life『祝福家庭』コーナー】
『祝福家庭』106号(2022年秋季号)
「中高生教育Q&A」
家庭同士がつながり、助け合う文化をつくる
【Q】長女が中1になり、教会で成和学生部の父母会に初めて入りました。中高生の場合は、どのような意識で子女教育に取り組めばいいでしょうか。
【A】中学1年生になると、成和学生部での活動が始まります。成和子女部(小学生)から大きく変わる点としては、まず中高生の中から学生会長と副会長を決め、自主的に運営していくことが挙げられます。親が先頭に立って子女を引っ張っていくそれまでの体制から、子女の主体性を引き出しつつ、必要な場面になったら、教会スタッフや親がサポートする体制へと変わるわけです。
教会における中高生の活動は、全国規模で企画する「孝情文和芸術祭」や、地区で企画する「TOP GUN JUNIOR修練会」、教区・教会が企画する「中高生修練会」などのほかに、「サッカー大会」「勉強会」など、行事が目白押しです。その中で何に中心的に取り組むのかについては、子女たちが主体的に考えます。「父母会」の役割は、そのサポートです。
●父母会運営の3本柱
「学び」「つながり」「サポート」
2022年1月に、家庭教育局と未来人材局(いずれも当時)が合同で「父母会ガイドライン」を作成し、牧会者、教育担当者、父母会役員に発信されました。そこでは父母会は、幼児・小学生から中高生、大学生、青年までを含めた子女教育のサポート組織として位置づけられています。そして、父母会の運営に当たり、3つの柱を設定しています。
それは、①学び、②つながり、③サポートです。同ガイドラインでは、牧会者の指導のもとで、「①父母同士が共に学び合い、②家庭同士が助け合う文化を育み、③子女の教育をサポートしていく」ことが、父母会の主な活動内容であると説明しています。
この3つの柱について、教会における実際の取り組みを紹介しながら解説します。
①学び
家庭教育局や未来人材局の基本的教育方針を理解し、成和学生部の担当者と共に学びを深めつつ、教育観を一致させながら活動する必要があります。
北愛知教区(当時)の名城家庭教会では、教会に来ることができない二世圏に対して、まず家庭での親子関係を深めることが重要であるとの考えから、父母セミナーと親子セミナーを開催しています。
セミナーの中で、「親である私自身が変わらなければならない」というメッセージを伝えただけではなく、定期的に父母総会を開催して情報を共有し、学びによる恩恵を分かち合う機会をつくっています。
また「子女の教育に一緒に取り組んでいきたい」との観点から、教会の基台ごとに立てられた父母代表と、そこに成和学生部のスタッフと牧会者を加えたメンバーによる役員会を開き、具体的な取り組みについて話し合いました。

そこで、教会に来ている二世圏よりも、来ることができない二世圏のほうが数が多い現状の中、父母会が何をすべきかを考えました。そして尋訪プロジェクトの開始とともに、父母会の会員自身が主人意識を持ち、教会に来ることができない二世圏の名簿をもとに、その自宅を訪ねていくようになりました。
②つながり
祝福家庭同士の横のつながりを持つことで、共に子女を育み合える環境と文化をつくることが大切です。家庭間の情報伝達や恩恵交換、交流などで、天の父母様(神様)を中心としての関係が深まります。
南東京教区(当時)の渋谷家庭教会では、成和学生部の父母会でさまざまに試行錯誤をした結果、子女の期(1970年度に生まれた日本の祝福子女を第1期生とする区分法)ごとに父母代表を決めサポート体制を組むのが、いちばん効果があるとの結論に至りました。これは、比較的中規模以上の成和学生部で有効な方法です。
学生会長、成和部長、父母会長の3人で年間行事のプロジェクトを組み、それを受けて期ごとの父母代表が同期の父母と連携し、具体的なサポートに当たります。そこで築かれた信頼関係がベースとなり、期ごとの母親のお茶会や花見など、自然に親同士の交流へと発展しています。
③サポート
成和学生部の教育活動や運営を、父母会がサポートします。セミナーやイベントの送迎、食事の準備など、父母の自主性や得意分野を生かした、父母自身も喜んで取り組めるサポート活動が求められています。それが豊かな教育環境を形成していく基盤となります。また、喜んで活動する父母の姿を目撃することは、子女たちの喜びにもなります。
父母会によるサポートについては、これまで多くの教会で実施されてきました。二世圏のための2日修練会を開催した際、父母会がバーベキューの準備をしたり、講義の前後のサポートをしたりして、修練会を盛り上げています。
すでに父母会が活発に活動している教会もありますが、実質的な取り組みができずどうしたら父母会を活性化できるのかと、頭を悩ませている教会もあります。現状はさまざまですが、全ての二世圏を祝福に導くため、基台を作って取り組むことができるよう、願ってやみません。
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