2025.11.29 17:00

【B-Life『祝福家庭』コーナー】
『祝福家庭』105号(2022年夏季号)
夫婦で楽しく取り組む妊活 9
不安や悩みQ&A(女性編)2
家庭カウンセラー 内田由喜
今回は「不安や悩みQ&A(女性編)」の2回めです。
転院したいと思っています
Q 通院中の病院がしっくりきておらず、夫婦共に転院したいと考えています。これまでの検査は全てやり直しになるでしょうか?
A 病院ごとに違うと思いますが、転院前の病院で行った検査の結果は、できる限り転院先に見せましょう。
新しい患者を診るときには、その人の病歴や治療歴が大切な情報になります。病院によっては追加検査が必要になるかもしれませんが、できるだけ前の検査結果を生かすところが多いと思います。
卵管造影検査のように緊張する検査は、何度もしたくないと思う人も多いでしょう。ただ、状況が変わりやすい項目では新しい検査が必要になることもあります。
転院は悪いことではありません。しばらく通っても妊娠せず、いつまでも同じ治療を繰り返しているようなら、転院すべきでしょう。
初診で気をつけることは?
Q 初めての診察で不安です。何か気をつけることはありますか?
A まず、ふたりで病院を決めて、予約を取りましょう。月経中だと内診を行わないところもあるかもしれませんが、周期に関係なく受けられる血液検査などもあるので、初診はご自身の都合の良い日に合わせても差し支えないと思います。
今後の進め方を共有できるので夫婦で受診するのが望ましいですが、男性の都合がつかない場合は女性だけで行ってもよいでしょう。ただし、精液検査は必要なので、初診後、できるだけ早い時期に受けましょう。
持ち物は、健康保険証と基礎体温表の他に、これまでの妊活に関するメモ(通院歴や検査、治療結果など)があれば持っていきましょう。
初診の問診では、初潮年齢や最近の月経開始日と日数、周期やようす、手術の有無、不妊検査や治療の有無、家族の病歴などを聞かれます。月経開始日や周期については、基礎体温を記録していれば詳細が分かります。既往歴は、かかった年齢や病名をメモしておきましょう。
内診を受けるときは下着を脱ぐので、パンツスタイルよりスカートのほうが楽でしょう。内診や超音波検査では、子宮の発育状態、膣の異常や子宮筋腫の有無、卵巣の腫れや妊娠を妨げる障害があるかなどを診療します。
費用については、基本検査からタイミング法までの段階では多くが健康保険適用となります。初診費用は検査内容によって異なるので、予約の時点で確認するのがよいと思います。

不妊治療を始めると不安になったり焦ったりしますが、なるべくゆったり構えることが肝心です。潜在的に焦りがあると、精神的・肉体的に限界でも、「まだ頑張れる」と思い込もうとしてしまいます。確かに不妊治療は長期にわたることが多く、精神的な強さも必要ですが、無理は禁物です。
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