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ダーウィニズムを超えて 137

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「ダーウィニズムを超えて」を毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
 生物学にとどまらず、社会問題、政治問題などさまざまな分野に大きな影響を与えてきた進化論。現代の自然科学も、神の創造や目的論を排除することによって混迷を深めています。
 そんな科学時代に新しい神観を提示し、科学の統一を目指します。

統一思想研究院 小山田秀生・監修/大谷明史・著

(光言社・刊『ダーウィニズムを超えて科学の統一をめざして』〈2018520日初版発行〉より)

第九章 科学時代の新しい神観

(二)統一思想による新しい神観

5)ロゴスの神

4. 自然界に作用している数理
 古代ギリシャのピュタゴラスは万物のアルケーを「数」であると考えた。数は形を与えるものであり、数を通じて、無規定なものは規定されたもの(ハルモニア、調和)になるのである。数はロゴスの形状面(内的形状の数理)にほかならない。ピュタゴラス学派は自然界に働くロゴスを数的な面から見つめたのである。統一思想から見た数の意義については、すでに第六章において説明したとおりである。そこで見てきたように、統一思想の見解、易学の見解、そして現代科学の成果が数理的に一致していることがわかる。それはロゴスのもっている数理性が人間と自然界に作用していることを示すものである。

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 次回は、「DNAの暗号の謎」をお届けします。


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