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週刊ブレラ 27
聖和文化を見た!

編集部

 10月5日、群馬県利根郡片品村にある尾瀬霊園で、43回目となる「神日本聖和祝祭」が開催されました。

 式典中は秋晴れに恵まれたという尾瀬の地。現地での参加がかなわなかったかたも多くいらっしゃると思いますが、同祝祭はインターネットを通じて全国の教会に生中継され、かくいう筆者も、オンラインでその恩恵にあずかることができました。

 今週の「週刊ブレラ」では、筆者の主観になりますが、第43回「神日本聖和祝祭」の感想リポートをお届けします。

 さて昨今の家庭連合では、青年中心に行われるイベントのみならず、いずれの行事においても次世代、若者たちの活躍が光っています。

 今回の祝祭ではまず、オープニングの高崎天心讃美団が圧巻でした。
 聖和祝祭では、高崎天心讃美団は地元の教会の青年合唱隊としてすっかりおなじみになりましたが、今回はさらにパワーアップしたパフォーマンスと迫力ある魂(霊性)の輝きを見せ、バラエティーに富んだ3曲の合唱は、全体の思いを見事に和合へと導いてくれるものとなりました。

 声楽家の祝福二世による献唱(献歌)も地上と霊界をつなぐ神秘的な歌声となって尾瀬の大地に響き渡りました。

 同じく祝福二世による証しも、ご両親の聖和の後に霊界と地上界の連携によって地上の子女が信仰の自立と祝福結婚へといざなわれていく聖和家庭の姿を、見事に示してくれる物語でした。

 「ああ、これが聖和文化なのだ!」

 筆者は26年余り、聖和家庭の一人として生きてきましたが、ずっと求めてきた何かに触れたように感じました。

 田中富広・日本家庭連合会長が記念説教の中で、真の父母様の霊界に関するみ言を引用しながら、「地上界と霊界に分かれていても、どちらにいるのかというよりも、真の愛の中にいるかどうかがもっと重要だということです。居場所の問題ではありません。どちらに在ったとしても、真の愛でつながっているかどうかが問題なのだという話です」と解説し、「地上人との関係性も大切ですけれども、聖和者との関係においてもなお、四大心情圏を築いていく生活が大切だということです」と強調しました。

 さらに田中会長は、天心苑徹夜精誠で親を亡くした二世たちが祈りを通じて親子の情を深めていっている証しを聞きながら、「聖和したから終わりではなく、むしろ聖和した後も、私たちは(親の)心情を知ったり、(親子間の)心情を回復したりしていかなければならないのだということを改めて教えられています。聖和者との関係を深めるためにも、地上における努力がなお必要だということです」と述べました。

▲記念説教をする田中富広会長

 田中会長の説教を聞きながら、聖和文化もまた、霊界だけ、あるいは地上だけでつくられるものではなく、真の愛の世界で一つになってこそ形成されていくものなのだと、筆者は理解しました。

 神日本聖和祝祭、そして聖和文化の恩恵に感謝します。

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